ライズしているのに届かない!
遠浅でシモリや藻に届かない!
フロートリグの出番です!
フロートは、メバリングで飛距離を伸ばして
数釣り・サイズアップを必ず手助けしてくれる優れものです!
この記事で分かること
・フロートリグ 3つの組み方
・フローティングタイプとシンキングタイプ
・リグの組み方
リーダーの長さ等
・フロートのタックル仕掛け
・フロートでよくある質問
エギングロッドとの兼用可能?
プラグとの相性
フロートポイントの探し方
誘い方
フロートリグとは
フロート=浮き
リグ=仕掛け
飛ばしウキ仕掛けのことで、飛距離が最大で50mほどに伸びます。
フロートを使うことで、
ワームやプラグでこの距離を探れることになります。
フロートリグの3つのタイプがある
3点式フロートリグ
これが最もおすすめです。
理由は仕掛けを作るのが簡単で、フロートとジグヘッドのラインが離れているため
メバルのバイト時に違和感なく食わせることができます。
中通しタイプ
シンプルに仕掛けを作るのに、ノットプロテクターやスイベルが必要なので少し手間です。
後付けタイプ
ワンタッチで挟むタイプなので、付けるのは楽ですが
メバルが食ってきた時に、直接メバルがフロートの重さを感じるので
違和感でワームを吐き出すことがあります。
フローティングタイプ・シンキングタイプ(DIVEタイプ)とは
フロート自体にも2種類あります。
・表層を引ける、フローティングタイプ(表記はF)
・ゆっくり沈めることのできる、シンキングタイプ(表記はD)
おすすめは、シンキングタイプです。
沈むとはいってもかなりゆっくり沈むので、
水深3mのポイントを1~2m沈める。このようなイメージになります。
スイッチの入ったメバルなら、表層でもガンガン食いにきますが
そうでもないメバルが大半だと思うので
シンキングタイプで、よりメバルに近づいて行ったほうが釣果は確実に上がります。
シンキングDIVE (沈むタイプ)重量別一覧
迷ったらDiveの8.1gをおすすめします!
徐々に重くしていくと良いです!
フローティング(浮くタイプ)重量別一覧
シャローフリークセットという選択肢もある
実際使ってみないとわからないこともあります。
ダイブ(シンキングタイプ)の3種類
がセットになった商品があるので、まず一通り投げてみて
そこから自分のロッドやスタイルに合わせた選定ができるのであれば間違いないです。
裏技 (ネイルシンカーで沈下速度を変える)
さらにネイルシンカーや一般的なネジをむりやり埋め込むと
より早く沈み、底にいるメバルにもアピールできます!
状況・フィールドによって、
フローティングタイプとシンキングタイプを使い分けましょう!
おすすめは0.5 or 0.6gを1本か2本刺して使います。
状況・水深によって本数を変えてコントロールするとよいです。
明るいうちにどの程度のスピードで沈むか確認しておきましょう。
こちら、アルカジックジャパンのシャローフリークから出ている多くの製品について徹底解説している記事です。
フロートリグの組み方
フロロとPEラインの結び方はこちら→トリプルエイトノット
三又サルカンなどを使った結び方もありますが、
この方法が、一番シンプルで組みやすいです。
フロロショックリーダーの長さ
フロート側の長さ
フロートがくるくる回って、絡まりやすいので10cm程度、できるだけ短くしましょう。
ジグヘッド側の長さ
50cm~100cm
長い方がフロートとの距離があるので、メバルに違和感を感じさせません。
ですが、水深がない場合は長い分すぐに潜られてしまいます。
ポイントの水深やシモリの有無によって、ジグヘッド側の長さを決めましょう。
フロート時のタックル・仕掛けの選び方
ロッド
長さ
まずお持ちのロッド記号をみて、68~86の二けたの数字を確認すると
それが、ロッドの長さ記号です。
大体の長さとキャスト可能重量が分かります。
ロッド種類 | ルアー対応可能重量 |
S762ML 7.6フィートのロッド | 約7~8g |
S862M 8.6フィートのロッド | 約15~20g |
※正確には、メーカーが出しているルアー重量の上限を見てみてください。
穂先硬さ
穂先はL(ライト)~M(ミディアム)がよいです。
硬ければ硬いほど、重量の重いフロートが投げれるので飛距離に繋がります。
穂先種類 ソリッドティップ
穂先はソリッドティップがおすすめです。
理由は、フロートの釣りでアタリを取って掛けるのは、ほぼ不可能で
向こう合わせの釣りとなるので、穂先がしなやかなソリッドの方が
メバルが食ってきたときにかかりやすい印象です。
フロートロッド まとめ
・長さは7~8ft(約225.6cm~約256.0cm)
・穂先はL(ライト)~M(ミディアム)
・ソリッドティップ
がよいです。
長ければ長いほど、飛距離はでますが
その分操作性・感度は落ちます。
フロート兼用ロッドや、フロート専用ロッドなど種類が様々なので
下記の記事にて、厳選したおすすめフロートメバリングロッドを紹介しています。
リール
2500番手のHG(ハイギア)がおすすめです。
大きい番手・HG(ハイギア)のメリット
・飛距離がでやすい
・巻く量が多いので糸ふけもすぐ回収できる
・メバルが掛かった時、潜られないパワーがある
番手を大きくすることにより、リールが重くなりますが
デカメバルをとるなら多少は我慢するか、
値段が高くなりますが、自重の軽いリールを選びましょう!
ライン
PEの太さ
0.4号がおすすめ。
細いPEメリット
・飛距離がでる。
・メバルに見えづらい
デメリットはその反対です。
フィールドに合わせて、PEラインの細さを決めましょう。
フロロショックリーダーの太さ
1.2号がおすすめ。
フロロの細さは、かなり釣果に繋がります。
細いフロロのメリット
・メバルに見えづらく釣果アップにつながる。
ですが、フロートに直結しているため細すぎると投げるときに重さで切れてしまう可能性があります。
フロートの重さや、狙うサイズによって太さを変えましょう。
ジグヘッド
重さはより軽い0.5g~1gを使いましょう。
ジグヘッドの重さのメリットである飛距離は、フロートが解決してくれるので重いジグヘッドを付けるメリットはありません。
軽い方が、よりナチュラルに誘えます。
注意点は、潮の流れが強い場合は0.5gなどの軽いジグヘッドでは
ワームの姿勢が安定しないので、食いが渋くなってしまいます。
潮の強さによって重さを変えましょう!
下記の記事にて、ジグヘッドについて徹底解説しています!
フロートのよくある質問
エギングロッドは兼用可能?
結論から言いますと、兼用は可能です。
ですが、フロート専用ロッドがあるには理由があり
各々にメリット・デメリットがあります。
フロートでの釣行回数が多い場合は、フロートを専用ロッドを検討してもよいかもしれません。
ジグ単の竿と、フロートの竿の2本用意して、ポイントによって使い分けができれば最大限引きを楽しめて、かなりの釣果アップにつながります!
プラグと相性が良い
実はフロートとプラグの相性はめちゃくちゃ良いです。
デカメバルはフィッシュイーターなので、プラグに反応しやすいです。
また、沖のスレていないデカメバルが掛かる可能性が高まります。
フロートのポイントの探し方(図解)
フロートメバリングでは、下記の3点のようなポイントを探しましょう。
・沖にシモリや沈み根、藻が見える
・遠浅のゴロタや、岩礁帯の続くポイント
・潮通しが良い
沖にシモリや沈み根、藻が見える
メバルはシモリや沈み根、藻につくので、その上をフロートで通してあげると食ってきます。
遠浅のゴロタや、岩礁帯の続くポイント
岩礁帯は、メバルにとって絶好の隠れ家です。
潮通しがよい先端なども重なると、さらに期待できます!
潮通しの良い場所
メバルは上を向いて獲物を待ち構えています。
水深が5m10mもあると、底付近にいるメバルは食ってきません
水深は3m前後の遠浅ポイントを探し
効率よくランガンしましょう!!
フロートでの誘い方
フロートメバリングでの誘い方は単純です。
・ただ巻き
・ストップ&ゴー
ただ巻きは、1秒に1~2回転とかなりゆっくりでよいです。
たまに止めたりすると、食ってくることもありますので
いろいろと試してみてください!
フロートリグまとめ
フロートメバリングでは、今までの倍程度の飛距離を出すことで
幅広くメバルを探ることができます。
仕掛けや誘い方は比較的単純なので、
フロートメバリングでのポイント探しに力を入れてみてください。
今まで素通りしていたポイントも絶好のメバルポイントになる可能性があります!
少しでもこの記事を読まれた方が、良い釣果を出せるよう祈っております!!
フロートはDiveタイプでも、少ししか沈まないので根がかりも少なくより大きいメバルが狙えるDiveタイプ(沈む)をおすすめします
シンキングDIVE (沈むタイプ)重量別一覧
迷ったらDiveの8.1gをおすすめします!
徐々に重くしていくと良いです!
フローティング(浮くタイプ)重量別一覧
シャローフリークセット