堤防で簡単に釣れると言われているメバルですが、中々釣れない。
釣れても次が続かない、周りでは10匹以上釣れているのに自分は、、
そんな方もおられると思いますが、ちょっとした知識をプラスすることによりメバルの数釣りを経験できます。
ストレスなく楽しんでいただけるよう、この初心者向けのジグ単・プラグ入門解説を通じて、タックルやルアーの選び方、効果的な巻き方など、実践的なアドバイスを紹介します。
メバルの数釣りでは場所選びと※ランガンスケジュールの立て方で
釣果の7~8割は決まります。数釣りで重要な項目から順に説明していきます。
※ランガンスケジュール=次から次へとポイントを移動する計画を立てること。
目次
結論
・グーグルアースで潮通しのよい堤防ポイントを探す
・3~6月、夜間の満潮前後2時間の計4時間、大潮か中潮に街灯のある潮通しの良い堤防を狙う
・街灯元では、表層をメインにワームやプラグをローテーションする
これらをより具体的に解説していきます!
メバルの数釣りをする為のポイント選定
場所選びが最も重要です。
メバルを狙う際には、街灯のある潮通しの良い堤防を選ぶことがポイントです。
または、道端などでも街灯のある少し出っ張ったカーブのある先端。
対岸に別の島がある場合、潮通しがより良くなることがあるので、Google アースで潮通しの良さそうな漁港や堤防、カーブを探し、釣具屋で街灯の有無などを聞いて釣り場を見つけましょう。
ポイントに着いて実際に確認すること
ポイントに到着したらメバルの※ライズの有無を確認することも重要です。
ライズはメバルの活性が高いというとても分かりやすいサインで、夕まずめや満潮前後2時間に起きやすいです。
メバルは日中、底や岩場に身を潜めていますが、夜間の時合いになると水深が10メートル以上あったとしても表層まで浮いてきてライズします。
※ライズ=メバルが表層で捕食する際に出る波紋や音のこと。
釣行のタイミング
時期や時間帯によりメバルの行動パターンは変わってきます。
メバルの生態を正しく理解して立ち回ることで、釣れる数を増やすことができます!
釣行時期は春を狙う
数釣りに特化するならメバル釣りに適した時期は3月から6月です。
11月12月を上げる方もおられますが、産卵期でお腹の大きいメバルも混じり数も春先に比べると少ないためあまりお勧めできません。
時間帯は満潮前後2時間
満潮が20時であれば
18時~20時
20時~22時
特に日が落ちてから満潮前後の2時間が潮が大きく動きメバルのエサとなるプランクトンや小魚が活性化するので、それを追ってメバルも高活性となり釣果が良いです。
潮回りは新月を狙う
月の全く出ていない新月周りは、潮もよく動き街灯効果が最も出やすい潮回りです。
街灯がない場所では暗闇になるので街灯付近にプランクトンがより集まります。また街灯の明暗部もメバルの狙い目で明暗部がはっきりとでる新月周りは特におすすめです。
中潮や大潮の付近が釣りやすいとされるため、潮回りも事前にチェックしておきましょう。
※新月=月の全く出ていない月回りで満月の反対のこと。
潮が効いてない(流れてない)時の対処法
潮が効いてないから魚の活性が低い。なんて話をよく聞きます。
あまり潮が効かないとされる、長潮や小潮の場合は普段は激流すぎて釣りにならない。とされるようなポイントがおすすめです。
程よく潮が効いていてメバルの活性が高くなっている可能性が高いです。
ランガンの方法
アタリがない場合は、堤防を変えてランガンすることをおすすめします。
新たなポイントで探ってみることで、メバルの反応を引き出すことができるかもしれません。
とはいえ移動時間も馬鹿にならないので、できるだけ近くにポイントを何点か絞ったり、反応がなければすぐに見切るなどし、メリハリをつけましょう。
同じポイントで粘りすぎるのは厳禁!
初心者にありがちなのが、釣れないけどとりあえず粘る、場所変えたいけど他の場所を知らない、、
などは下見と準備不足です。
グーグルマップで、潮通しのよさそうな堤防を見つけ
事前のランガンスケジュールを決めておくことがかなり重要で釣果に繋がっていきます。
レンジの探り方・狙うポイント
街灯のある環境では、メバルは表層を好むことが多いため、まずは※フローティングプラグを使用して表層を攻めましょう。
※ジグヘッド・プラグどちらも基本的な誘い方はただ巻きで1秒に1回転程度のゆっくりな誘いがベストです。
もしアタリがない場合は、※シンキングペンシルを使って表層の少し下を狙ってみます。
それでも反応がない場合は、ジグヘッド0.5g~1gを使用し、カウントしながら5秒ずつ深いレンジに下げていくテクニックが効果的です。
昼間の誘い方では、アクションを入れていくことが多いですが、夜間は基本ただ巻きが有効です。
※フローティングプラグ=浮くルアーのことで、表層でアピールできます。
※ジグヘッド=おもり付きの針しかけのこと。
※シンキングペンシル=ゆっくりと沈むルアーのこと。
仕掛け
ロッド
堤防や足場の良い漁港では6.1ft~7.3ft(1.86m~2.32m)の短めのロッドが使いやすいです。
7.6ft(2.32m)以上のロッドは足場の悪いテトラ帯や磯では活躍しますが、長ければ長いだけ操作性が難しくなり先端が絡まったりしやすいです。
ライン
PE0.4、リーダーは1.5号をおすすめします。
メバルはラインが見えていると言われています。細ければ細いほど自然に誘うことができるので、あたりが確実に多くなります。
ただし、シーバスやアコウがいるエリアではPE0.4と1.5号のリーダーを使うことをおすすめします。
※シーバス=スズキのこと
※アコウ=キジハタのこと。
リール
一般的には2000番が適しています。
ライン選定同様、シーバスやアコウがいる場合には2500番のほうがより一巻きでより多く巻けるので頼りになります。
ワーム・プラグの選定 ローテーションの方法
当たりがなかったけど、ワーム(プラグ)を変えたら1投目でヒット!!や自分は釣れているのに隣の人は釣れていないなんてよくあります。
メバルは目がよく、エサかどうか追いかけてじっくり見て捕食するかどうか見極めます。
同じワームをずっと使用するのではなく数投投げて反応がなければどんどん変えていきましょう。
余裕があれば3種類程度購入し自分の引き出しの多さとして武器にしましょう!
まとめ
以上が、メバリングで数釣りを狙うための基本的なポイントとテクニックです。
・グーグルアースで潮通しのよい堤防ポイントを探す
・3~6月、夜間の満潮前後2時間の計4時間、大潮か中潮に街灯のある潮通しの良い堤防を狙う
・街灯元では、表層をメインにワームやプラグをローテーションする
初心者の方でも取り組みやすいジグ単の釣り方をマスターして、楽しいメバリングを満喫しましょう!
皆さんの釣りライフに幸せな一日が訪れることを願っています!