『23セフィアSS』について、このような質問に答えます!
・4種類 販売されるけど、どれを選べばいいの?スペック詳細を教えて!
・価格帯の近いリールとの比較が見たい!
・セフィアSSの評価を聞きたい!
これらの質問に答えていきます!
結論から申しますと、
C3000S
晩秋や春の大型アオリイカがメインターゲットの方
エギング以外で餌釣り・ジグ単など様々な釣りもされる方
C3000SHG ※最もおすすめ!
秋シーズンのアオリイカがメインターゲットの方
エギング以外でフロートなど様々な釣りもされる方
C3000SDH
エギング専門で晩秋や春の大型アオリイカがメインターゲットの方
C3000SDHHG
エギング専門で秋シーズンのアオリイカがメインターゲットの方
これらのリールを選ぶと間違いないです!
価格帯が近いもの比較一覧
製品名 | 自重 | 実売価格 |
シマノ 23セフィアSS C3000SHG | 190g | 18,300円 |
22セフィアBB C3000SHG | 225g | 12,400円 |
21セフィアXR C3000SHG | 175g | 25,500円 |
ダイワ エメラルダスRX FC LT2500S | 175g | 23,700円 |
※エメラルダスは、2500番手のみです。
『23セフィアSS』の評価は
・旧モデル(19セフィアSS)と比べ4つもテクノロジーが追加され、巻き心地や防水性が向上、また20gの軽量化に成功。
・下位機種の22セフィアBBよりも35gも軽い。
・上位機種の21セフィアXRと採用されているテクノロジーは同等ながら1万円程度安い。(自重とベアリングの数はXRが上手)
こちらのページでは、スペック一覧や比較、テクノロジーの進化など徹底解説しています!
目次
シマノ セフィアとは
出典:シマノ
シマノ(SHIMANO)は、日本の釣り用具の製造および販売において世界的な権威と長い歴史を持つ企業です。
『セフィア』とは、シマノから出るエギング専門のブランド名です。
シリーズ | 実売価格 |
21セフィアXR | 約25,000円~29,000円 |
23セフィアSS | 約19,000円~20,000円 |
22セフィアBB | 約13,000円 |
今回紹介する『23セフィアSS』は、3つのグレードの中でミドルクラスに位置します。
初心者の方~中級者のステップアップ用のおすすめリールとなっております!
23セフィアSSリール 外観写真
出典:シマノ
ワインレッドを基調としたスタイリッシュなデザインに仕上がっています。
セフィアSS 自重・スペック一覧
品番 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 自重 | 糸巻量PE | ※最大巻上長 | ベアリング数BB/ローラ― | 実売価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
C3000S | 5.3 | 9kg | 190g | 0.6号-200m, 0.8号-150m, 1号-120m | 78cm | 7/1 | 18,800円 |
C3000SHG | 6 | 9kg | 190g | 0.6号-200m, 0.8号-150m, 1号-120m | 89cm | 7/1 | 18,300円 |
C3000SDH | 5.3 | 9kg | 200g | 0.6号-200m, 0.8号-150m, 1号-120m | 78cm | 7/1 | 19,200円 |
C3000SDHHG | 6 | 9kg | 200g | 0.6号-200m, 0.8号-150m, 1号-120m | 89cm | 7/1 | 20,500円 |
※最大巻上長=リール1回転した時に何センチ巻き取れるかを表記しています。
ボールベアリング数について
※画像はイメージです。
中に7つ埋め込まれているのがボールベアリングで、『23セフィアSS』にはこれが7個搭載されているという意味です。
リールのベアリングとは、リール内で回転する部品の滑らかさと耐久性を向上させるために使用される部品です。
ベアリングの数が多いほど、リールの動きが滑らかになり、精度も向上します。
また、高品質のベアリングは耐久性が高く、リールの寿命を延ばすことができます。
ボールベアリングの一般的な数
エントリークラス = 3~4個
ミドルクラス = 5~6個
ハイエンドクラス = 10~12個
全項目の『23セフィアSS』のボールベアリングの数は7つで、ミドルクラス野永でも多めの個数を搭載しています。
ベアリングの動き参考動画
玉軸受の構成と動き / Ball Bearing, its structure and rotation (youtube.com)
出典:NSK
番手・スプール・ギア比・ハンドルについて
出典:シマノ
『C3000SDHHG』などの製品表記は、初見では何のことかわからないですよね。
最初の『C』の意味は『コンパクトボディ』で
スプール(糸を巻き付ける部分)は大きく、ボディは小さくなっていることを意味し
巻く力はそのまま強く、ボディは小さく軽量化されている
という意味になります。
その他、エギングリールを選ぶ際
番手(3000)・スプール(S)・ギア比(HG)・ハンドル(DH)について徹底解説している記事があるのでそちらをご参照ください。
【歴代】19セフィアSSとのテクノロジー・重量 比較
出典:シマノ
上記の表は、旧モデルとのテクノロジーの比較です。
「Xプロテクト」
複雑な構造で内部に海水を通さない防水性能が向上
「マイクロモジュールギアII」
歯形状を細かく再設計し、滑らかな巻き心地を実現
「ロングストロークスプール」
スプールを長めに設計し、飛距離を向上
「サイレントドライブ」
ボディ全体の駆動部品を見直し、滑らかで静かな巻き心地を実現
旧モデルより上記のテクノロジーが追加され、さらに自重が20gも軽量化されています。
セフィアSSとセフィアBBとの比較・違い
出典:シマノ
『23セフィアSS』の1つ下のグレードである、『22セフィアBB』との比較です。
22セフィアBB
製品名 | 自重 | 実売価格 |
C3000S | 225g | 13,000円 |
C3000SHG | 225g | 12,400円 |
C3000SDH | 235g | 13,600円 |
C3000SDHHG | 235g | 13,500円 |
23セフィアSS
製品名 | 自重 | 実売価格 |
C3000S | 190g | 19,100円 |
C3000SHG | 190g | 19,000円 |
C3000SDH | 200g | 19,200円 |
C3000SDHHG | 200g | 20,400円 |
値段は約6,000円SSの方が高価で、自重は約35g軽くなっています。
35gは手に取ってわかる重量で、かなり大きい違いです。
軽さはさすが上位機種といったところですね。
セフィアXRリールとの比較
出典:シマノ
『23セフィアSS』の1つ上のグレードである、『21セフィアXR』との比較です。
21セフィアXR
製品名 | 自重 | 実売価格 |
C3000S | 175g | 27,300円 |
C3000SHG | 175g | 25,500円 |
C3000SDH | 185g | 29,100円 |
C3000SDHHG | 185g | 27,100円 |
23セフィアSS
製品名 | 自重 | 実売価格 |
C3000S | 190g | 19,100円 |
C3000SHG | 190g | 19,000円 |
C3000SDH | 200g | 19,200円 |
C3000SDHHG | 200g | 20,400円 |
値段は約6,000円~10,000円 XRの方が高価で、自重は約15g軽くなっています。
3000番手でこの重量は異次元レベルです。
金額は少々お高くなりますが、より軽いリールで腕に負担を掛けたくないという方は、XRの方がおすすめです!
BB・SS・XR テクノロジー比較
出典:シマノ
エギングリールで自重は重要で、BBより35g軽くなっています。
ですが、搭載されているテクノロジーはXRと同じで自重とベアリングの数が若干違うだけで1万円の価格差があります。
最も新しい年式(23年発売)というのもあると思いますが、トータルのコスパは、SSが最も高いでしょう。
ダイワ エメラルダスRXとの比較
出典:ダイワ
シマノのエギングに特化したブランド『セフィア』に対して、ダイワのエギングに特化したブランドである、『エメラルダス』からミドルクラスの『23エメラルダスRX』との比較です。
23エメラルダスRX
製品名 | 自重 | 実売価格 |
FC LT2500S | 175g | 23,700円 |
FC LT2500S-H-DH | 195g | 25,100円 |
LT2500 | 190g | 23,300円 |
LT2500-XH-DH | 205g | 25,100円 |
23セフィアSS
製品名 | 自重 | 実売価格 |
C3000S | 190g | 19,100円 |
C3000SHG | 190g | 19,000円 |
C3000SDH | 200g | 19,200円 |
C3000SDHHG | 200g | 20,400円 |
エメラルダスとセフィア 大きく違うのが番手
価格こそセフィアの方が上手ですが、
セフィアには3000番手しかなく
エメラルダスには2500番手しかありません。
番手に関しては、先ほども掲載していますが下記の記事を参照してください。
セフィアSS ベースのリールは?
ダイワの『エメラルダス』には、ベースのリールというものが存在し、そのベースのリールを基にエギング用に改良してあります。
『セフィアSS』に関して、ベースのリールを調べても出てこなかった為、シマノに直接問い合わせましたが
【セフィアSSに関して、ベースのリールに関する情報はない。】
との回答を得ました。
ベースのリールが存在しない・もしくは公表していないのだと思います。
セフィアSSに合わせるロッド
出典:シマノ
シリーズ | 実売価格 |
セフィアLIMITED | 約71,500円 |
セフィア エクスチューン | 約41,000円 |
セフィアXR | 約29,600円 |
セフィアSS | 約21,000円 |
セフィアTT | 約17,300円 |
セフィアBB | 約13,800円 |
セフィアのロッドシリーズでは、6つにグレード分けされていて
セフィアSSは、下から3番目のグレードです。
品質・デザイン・価格帯のすべてにおいて、リールのセフィアSSとの相性は抜群です!
セフィアSSおすすめポイント・評価
23セフィアSSは、
・旧モデル(19セフィアSS)と比べ4つもテクノロジーが追加され、巻き心地や防水性が向上、また20gの軽量化に成功。
・下位機種の22セフィアBBよりも35gも軽い。
・上位機種の21セフィアXRと採用されているテクノロジーは同等ながら1万円程度安い。(自重とベアリングの数はXRが上手)
初心者の方はもちろん、ステップアップの中級者の方、長時間しゃくって腕に負担を掛けたくない方におすすめの製品です!
セフィアSSまとめ
C3000S
晩秋や春の大型アオリイカがメインターゲットの方
エギング以外で餌釣り・ジグ単など様々な釣りもされる方
C3000SHG ※最もおすすめ!
秋シーズンのアオリイカがメインターゲットの方
エギング以外でフロートなど様々な釣りもされる方
C3000SDH
エギング専門で晩秋や春の大型アオリイカがメインターゲットの方
C3000SDHHG
エギング専門で秋シーズンのアオリイカがメインターゲットの方
これらのリールを選ぶと間違いないです!
価格帯が近いもの比較一覧
製品名 | 自重 | 実売価格 |
シマノ 23セフィアSS C3000SHG | 190g | 18,300円 |
22セフィアBB C3000SHG | 225g | 12,400円 |
21セフィアXR C3000SHG | 175g | 25,500円 |
ダイワ エメラルダスRX FC LT2500S | 175g | 23,700円 |
※エメラルダスは、2500番手のみです。
この記事がリール選びに役立てればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!