本記事は、『19エメラルダス リール』の紹介記事になります。
24年7月発売の『24エメラルダスX』の記事は下記から飛べます。
『19エメラルダス リール』は旧モデルとして廃盤にはなりますが、今でも人気のリールで在庫が無くならない限り購入は可能です。
以下、『19エメラルダス リール』の記事になります。
19エメラルダスLTでは、4アイテムリリースされていて大きさや巻く力が若干違います。
では、どれを選べばよいのか悩みますよね。。
結論から申し上げると
初心者~中級者で秋イカを狙う方は
2500S-H-DH
春イカなど大型のアオリイカを狙う方は
3000S-CH-DH
上記のリールを選べば間違いないです!
この記事を読めば、なぜこれを選べばよいのかを徹底解説しています!
出典:ダイワ
目次
エメラルダスとは メーカーは?
出典:ダイワ
エメラルダスは、釣り愛好者に広く支持される日本の釣具メーカー、ダイワ(Daiwa)が提供するエギングに特化したブランドです。
ダイワは、1955年に創業され、釣具業界で長い歴史と高い評判を持つ企業で、リール、ロッド、ライン、ルアーなど幅広い釣り具製品を提供しています。
ダイワ エメラルダス LTのスペック一覧
アイテム | 巻取り長さ | ギア比 | 自重 | 標準巻糸量(PE) |
2500S-DH | 75cm | 5.3回転 | 240g | 0.6号‐200m |
2500S-H-DH | 79cm | 5.6回転 | 240g | 0.6号‐200m |
3000S-C-DH | 80cm | 5.3回転 | 245g | 0.8号‐200m |
3000S-CH-DH | 84cm | 5.6回転 | 245g | 0.8号‐200m |
製品表記 の説明
リールの製品表記に関してギア比・シャロースプール・ハイギア・ダブルハンドルなどわかりにくい用語を徹底解説している記事があるのでそちらを参考にしてみてください!
製品表記まとめ
見やすいようにまとめてみました。
2500S-DH
【S】シャロースプール=ラインを巻く溝が浅く、飛距離が出やすく絡みにくい。
【DH】ダブルハンドル=ハンドルが2つ付いているもの。
2500S-H-DH 【最も人気】
【S】シャロースプール=ラインを巻く溝が浅く、飛距離が出やすく絡みにくい。
【H】ハイギア=リールを1回転で巻き取れる量が多く、早く巻き取れる。
【DH】ダブルハンドル=ハンドルが2つ付いているもの。
3000S-C-DH
【S】シャロースプール=ラインを巻く溝が浅く、飛距離が出やすく絡みにくい。
【C】コンパクトボディ=ラインが巻かれているスプールのサイズに対して、その他のボディの型が1段階小さく軽量化されている。
【DH】ダブルハンドル=ハンドルが2つ付いているもの。
3000S-CH-DH
【S】シャロースプール=ラインを巻く溝が浅く、飛距離が出やすく絡みにくい。
【C】コンパクトボディ=ラインが巻かれているスプールのサイズに対して、その他のボディの型が1段階小さく軽量化されている。
【H】ハイギア=リールを1回転で巻き取れる量が多く、早く巻き取れる。
【DH】ダブルハンドル=ハンドルが2つ付いているもの。
エメラルダス歴代リールのランク一覧
上位機種になればなるほど、軽くて丈夫な素材が使われるので高価になる傾向があります。
シリーズ | 実売価格 |
21エメラルダス AIR | 約35,000円~37,000円 |
23エメラルダス RX | 約23,000円~25,000円 |
19エメラルダス LT | 約12,000円~13,000円 |
※エメラルダスRXは、MXの後継機です。
19エメラルダスLTと22セフィアBBを比較
エギングリールの人気機種である、シマノから出るセフィアBBとの比較です。
※セフィアとは、シマノのエギングに特化したブランド名です。
22セフィアBB
製品名 | 自重 | 実売価格 |
C3000S | 225g | 13,351円 |
C3000SHG | 225g | 11,500円 |
C3000SDH | 235g | 13,300円 |
C3000SDHHG | 235g | 13,300円 |
19エメラルダスLT
製品名 | 自重 | 実売価格 |
2500S-DH | 240g | 在庫なし |
2500S-H-DH | 240g | 12,816円 |
3000S-C-DH | 245g | 13,146円 |
3000S-CH-DH | 245g | 13,146円 |
セフィアBBには3000番手しかなく、エメラルダスにはダブルハンドルしかありません。
エメラルダスLTと23エメラルダスRXを比較
出典:ダイワ
エメラルダスLTの1つ上位機種であるエメラルダスRXとの比較です。
23エメラルダスRX
製品名 | 自重 | 実売価格 |
FC LT2500S | 175g | 23,700円 |
FC LT2500S-H-DH | 195g | 25,100円 |
LT2500 | 190g | 23,300円 |
LT2500-XH-DH | 205g | 25,100円 |
19エメラルダスLT
製品名 | 自重 | 実売価格 |
2500S-DH | 240g | 在庫なし |
2500S-H-DH | 240g | 12,816円 |
3000S-C-DH | 245g | 13,146円 |
3000S-CH-DH | 245g | 13,146円 |
上位機種だけあって、自重はかなり軽くなってますね。
ですが、金額が倍近く跳ね上がるので余裕のある方はRXも検討してみてください!
エメラルダスLTの評価 コスパが良い!
エメラルダス LTは、エギングに特化して作られているリールで品質に対してコスパが非常に優れています。
そのエメラルドグリーンを基調としたデザインも魅力的で、既にエメラルダスのロッドを使用している人はもちろん、これからエメラルダスで固める方にとても魅力的です。
また、エギングの初心者から上級者まで幅広い層におすすめです!
エギング以外の釣りでも幅広く使える!
2500番手・3000番手のリールは非常にパワーもあるので様々な釣りにも対応しています。
アジング・メバリング
ジグ単の釣りというよりは、フロート・キャロのような釣りとの相性が良いです。
フロートなども投げ終わった後に、糸ふけの回収を急いでする必要がありますし、25センチを超えるような引きの強い大型のメバルが来ても余裕で対応できる強さがあります。
シーバス(スズキ)
シーバスであれば大きいものだと70センチを優に超えてくるのでその場合は3000番手の大きいリールを使うとよいでしょう。
青物
青物は、小型のものであれば2500番手・3000番手のリールでも十分引き寄せることができます。
2500番手・3000番手のリールは非常に対応魚種の範囲が広く、エギングで釣りをスタートしてもその他の釣りもカバーできるのでそういった面でも、コスパが良いと言えます!
お悩み解決
ハイギアとノーマルギア(ローギア)でお悩みの方
ハイギアは、リール1回転で多くの糸の量を巻き取ることができ、エギを投げた後に糸ふけの回収が速いです。
ノーマルギア(ローギア)は、巻き取りが通常レベルでパワーが強いので晩秋や春イカなどのデカイカを狙う際に力を発揮します。
初心者の方や小型の秋イカを狙う方はハイギアをおすすめです!
大型のイカをメインで狙う方はノーマルギアをおすすめします!
2500番か3000番でお悩みの方
2500番手は、軽量で長時間しゃくっても疲れにくいです。
3000番手は、1回転での巻き取り量が多く、大型イカに向いています。
初心者の方や小型の秋イカを狙う方は2500番手がおすすめです!
大型のイカをメインで狙う方は3000番手をおすすめします!
結論
初心者~中級者で秋イカを狙う方は
2500S-H-DH
春イカなど大型のアオリイカを狙う方は
3000S-CH-DH
上記のリールを選べば間違いないです!
おすすめのPEライン紹介
リールをネットで購入すると、自分でラインを巻かなければなりません。
エクスブレイドのアップグレードx8は、低価格・高強度のPEラインなのでおすすめです!
下記の記事にてアップグレードを徹底解説しています!
リールの下巻きは必要か?
下巻きはとは、PEライン(メインライン)を巻く際にスプールの溝をなくす為にするものです。
自分でラインを巻く時に出てくる問題、リールに下巻きは必要なのか。
結論
下巻きがなくても釣りはできます。
しかし、デメリットが多いので巻くことをおすすめします!
デメリット
・飛距離の減少
・ライントラブルの増加
・PEをスプールに直接巻くと、滑りやすい
飛距離の減少
リールのスプールの溝に余りができると、それがスプール上で溝を作りラインが出る際に摩擦を生むので、これが飛距離の減少につながります。
ライントラブルの増加
溝の深さが出し入れの際ネックとなり、ライントラブルが発生しやすくなります。
エギングリールは基本的にシャロースプール(ラインを巻く溝が浅いもの)であるため、余りができるとシャロースプールの効果が損なわれ、意味がなくなります。
PEをスプールに巻くと、滑りやすい
PEは非常になめらかな肌触りで、スプールに直接巻くと滑ってしまいます。
ナイロンやフロロカーボンを下巻きにすることで、この滑りを防ぐことができます。
したがって、効果的な釣りを行うためには、リールの下巻きを適切に行い、余りを最小限に抑えることが重要です。
これによって飛距離の向上やライントラブルの予防が可能となり、エギングリールの性能を最大限に引き出すことができます。
下巻きにはナイロンの同じ太さの号数を使う
ナイロンを選ぶ理由
スプールの溝を埋めるための下巻きには、PEやナイロン、フロロカーボンなど、さまざまな種類のラインを利用できます。
ただし、余ったラインを効果的に再利用するのが最も良いですが、余ったラインがない場合はナイロンラインが比較的安価であるため、おすすめです!
PEラインとだいたい同じ太さのナイロンラインを選ぶと、200m巻けるリールにPE150m巻くなら大体50m巻けば良いので計算しやすいです。
溢れ出るほど巻いてしまうと、逆にライントラブルが増えるので10%ほど溝に少しだけ余裕をもたせるとよいです。
下巻き計算ツール
PEラインの号数とかけ離れた太さの号数のナイロンラインを使用する際は、下巻き計算ツール(←リンク先)が便利です!
下巻きの手順
一番めんどうで、一番正確なのは
PEを巻く
→溝がほどよく埋まるまでナイロンを巻く
(この時、ナイロンがどの程度必要か確認する)
→PEとナイロンを一度全部取る
→先ほど、長さを測ったナイロンを巻く
→PEを巻く
完成
計算ツールを使って、1発でいくか
巻き直して正確に行くかは、
性格がでるところですね。
私は、1発でいく派です。笑
PEとナイロンの結び方
一番よいのは、FGノットや電車結びです。
リンクから確認してみてください。
理由は、結び目が小さいからです。
一番簡単な結び方は、トリプルエイトノットです。
リンクから確認してみてください。
この結び方でやると、速いですがPEラインを巻き終わっても結び目の部分がモコっとしています。笑
釣りや飛距離に直接関係ないですがちょっとカッコ悪いです。
今回は、エメラルダスLTについて徹底解説してみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!