釣り用のサングラスが欲しいけど
・偏光サングラスって何?
・フレームやレンズの色(濃さ)の選び方がわからない。
・メガネに後付けできる方法は?
このような質問に答えます!
この記事では、釣り用偏光サングラスについて徹底解説していきます!
ページ下部では、ダイワ・シマノ・タレックスなど有名メーカーからおすすめを紹介します!
目次
釣り用の偏光サングラスとは?

釣り用の偏光サングラスとは、水面のギラつき(反射光)をカットし、水中の様子をはっきり見えるようにする専用のサングラスです。
■ 偏光レンズの仕組み
通常のサングラスとは違い、「偏光フィルム」が入っており、水面や路面などの水平反射光(まぶしい光)だけを遮断します。これにより、水中の魚や地形がクリアに見えやすくなります。
■ 釣りでのメリット
- サイトフィッシングで有利
→ 魚の姿や動きを目で確認しやすくなる。 - ストラクチャー(障害物)も見やすい
→ 根がかりや危険を回避できる。 - 目の疲れを軽減
→ 長時間の釣行でも快適。
サングラスが釣果アップのヒントになるかも!
フレームの選び方|釣り用偏光サングラス

偏光レンズだけでなく、フレームの形や素材選びも快適な釣行に大きく影響します。以下のポイントを押さえて、自分に合った1本を見つけましょう。
■ 顔にフィットするデザイン
- 顔にしっかりフィットすることが重要 → 隙間からの光の侵入を防ぎ、水面の反射をしっかりカットできます。
- カーブの強いフレーム(スポーツタイプ)がおすすめ → 横からの光や風も遮断でき、集中力がアップ。
■ 軽量素材を選ぶ
- 長時間かけても疲れにくい素材を選ぶのがポイント。
素材 | 特徴 |
---|---|
ナイロン・TR90 | 軽くて丈夫。釣り用で人気。 |
チタン | 軽量かつ強度も抜群。価格は高め。 |
プラスチック | 軽量だが、耐久性はやや劣る。 |
レンズの色と見え方の違い|釣り用偏光サングラス

釣りにおける偏光サングラスのレンズカラーは、視界の明るさや見え方、対象物のコントラストに大きく影響します。ここでは代表的な3色の特徴を紹介します。
■ グレー系レンズ
特徴:
- 自然な色合いをキープ
- 光量を均等にカットして、目が疲れにくい
- 眩しさ対策に優れている
向いている釣り場・条件:
- 日差しが強い晴天時
- 海釣りやオープンエリアでの釣り
- 長時間の釣行で目の負担を減らしたいとき
■ ブラウン系レンズ
特徴:
- 視界がやや明るめに見え、コントラストを強調
- 魚やウキなどの輪郭がはっきり見える
- 若干赤みがかかる暖色系の見え方
向いている釣り場・条件:
- 朝夕のローライト時
- 淡水(川・湖)のサイトフィッシング
- 曇りの日や木陰の多い場所
■ グリーン系レンズ
特徴:
- 色のバランスが良く、自然な見え方
- 水中の障害物や地形が比較的見やすい
- 水面反射もカットしながら視界が鮮明
向いている釣り場・条件:
- 淡水~海水問わず万能に使える
- 中間光量(薄曇り~晴れ)
- 初めて偏光サングラスを使う人にもおすすめ
まとめ
レンズカラー | 特徴 | おすすめ条件 |
---|---|---|
グレー系 | 自然な色・目が疲れにくい | 晴天・日差しの強い日 |
ブラウン系 | コントラスト強調・明るく見える | 曇天・朝夕・サイトフィッシング |
グリーン系 | 自然でバランス良い視界 | 万能型・初めての1本に |
釣り場や天候に応じて複数のレンズカラーを使い分けるのが理想です。
迷ったらまずはグレー or グリーン系から始めてみよう!
日差しが当たるとレンズが濃くなる、変色調光レンズ

出典:ダイワ
変色調光レンズとは、紫外線の量に応じてレンズの色が自動的に変わるレンズのことです。
屋外で紫外線を浴びると色が濃くなり、室内や日陰ではクリアな状態に戻ります。
1本で幅広い光環境に対応できるため、釣りを含めたアウトドアに非常に便利です。
特徴とメリット
- 紫外線に反応して自動で色が濃くなるため、天候や時間帯に合わせて快適な視界を保てる
- 日中の強い日差しから朝夕の薄暗い時間まで、1本で対応可能
- 曇りや晴れが頻繁に変わる状況でも視界が安定するため、釣りに最適
- 偏光機能付きタイプもあり、水面の反射光を抑えることができる
可視光線透過率(かしこうせんとうかりつ)とは?

**可視光線透過率(かしこうせん とうかりつ)**とは、レンズがどれくらい光を通すかを表す数値です。
数値が低いほどレンズが「濃く」、まぶしさを強くカットします。逆に数値が高いほど「薄く」、明るい視界になります。
■ 透過率(とうかりつ)ごとの特徴と選び方
透過率 | レンズの濃さ | 視界の明るさ | 向いている状況 |
---|---|---|---|
10~20% | 濃い | 暗め | 晴天・日差しの強い日 |
20~30% | 中間 | 標準 | 曇天・日陰・オールラウンド |
30~40%以上 | 薄い | 明るめ | 朝夕・ローライト・雨天時 |
■ 釣りでの使い分け例
- 晴天での堤防・海釣り → 透過率10~20%の濃いレンズ
→ 眩しさをしっかりカットし、目の疲労を軽減します。 - 曇りの日の淡水・渓流釣り → 透過率25%前後
→ 明るさを確保しながら反射光もカット。 - 朝夕やローライトのサイトフィッシング → 30%以上の薄めレンズ
→ 魚の姿をしっかり視認できます。
・低い透過率10~20%(濃い)=眩しさ対策に最適
・高い透過率30~40%以上(薄い)=視界の明るさ重視
知っておきたい偏光レンズのメーカー【タレックス】

出典:ダイワ
「タレックス(TALEX)」とは、主に偏光レンズを製造・販売している日本のメーカーです。特に、釣りやアウトドア、ドライビング用の高性能なサングラスレンズとして非常に有名です。
タレックスの特徴
- 偏光レンズ専門メーカー
- 普通のサングラスと違い、反射光(ギラつき)をカットして視界をクリアにするのが特徴。
- 国内生産・高品質
- レンズはすべて日本国内で製造されていて、品質や精度が非常に高い。
- 目の疲れを軽減
- 余計な光をカットすることで、長時間使用しても目が疲れにくいと評判。
ダイワ・シマノにも、【タレックスレンズ使用モデル】が多数あり!
度付きサングラスの選び方 (後付け)
視力矯正が必要な方にとって、釣り中でも視界をクリアに保つためには「度付き対応」が必須です。
その方法としては、主に以下の2タイプがあります。
■ クリップオンタイプ

出典:ダイワ
メガネに挟んで装着するタイプの偏光レンズです。
特徴
- 普段使っているメガネにワンタッチで装着可能
- 軽量でコンパクト
- 跳ね上げ式(Flip-up)なら、暗い場所でもサッと切り替え可能
おすすめの人
- なるべくコンパクトに持ち歩きたい人
- スタイリッシュさを重視する人
■ オーバーグラスタイプ

出典:ダイワ
メガネの上からかぶせるタイプの偏光サングラスです。
特徴
- メガネごと覆うため、風や雨、日差しからしっかり保護
- 偏光効果が強く、視野も広め
- サイズはやや大きめ
おすすめの人
- 長時間の釣行で快適性を重視したい人
- 目元をしっかりカバーしたい人
- メガネのサイズが大きめの人
まとめ
タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
クリップオン | 軽量・スマート・安価 | フィット感に個人差あり |
オーバーグラス | 保護力が高い・快適性抜群 | サイズが大きくやや目立つ |
どちらも度付きメガネ使用者にとって便利な選択肢なので、釣行スタイルや好みに応じて使い分けるのがオススメです!
ダイワのおすすめ偏光サングラス
DN-4216H(ポリカーボネイト変色調光偏光グラス)

出典:ダイワ
レンズカラー:2色
フレーム素材:プラスチック
可視光線透過率:11~30%(やや濃いめ)
特徴:変色調光レンズ(紫外線量によりレンズが暗くなる)
価格:約10,000円
TLX 027 WIDE

出典:ダイワ
レンズカラー:3色(タレックス製)
フレーム素材:ナイロン/エラストマー
可視光線透過率:30~40%(中間~薄い)
特徴:広めのフレーム設計
価格:約30,000円
TLX 025

出典:ダイワ
レンズカラー:4色(タレックス)
フレーム素材:TR-90(安全性の高い軽量なナイロン素材)
可視光線透過率:30~40%(中間~薄い)
特徴:レンズが大きく視界を全てカバー
価格:約36,000円


シマノのおすすめ偏光サングラス
偏光グラス フィッシンググラス01 UJ-032Y

出典:シマノ
レンズカラー:3色
フレーム素材:ナイロン
可視光線透過率:15~16%(濃い)
特徴:スポーツタイプ
価格:約5,000円
偏光グラス ウェリントングラス01 UJ-051Y

出典:シマノ
レンズカラー:3色
フレーム素材:ナイロン
可視光線透過率:15~16%(濃い)
特徴:軽量で普段使いも可能
価格:約5,000円
偏光グラス ボストングラス01 UJ-053Y

出典:シマノ
レンズカラー:3色
フレーム素材:ナイロン
可視光線透過率:15~16%(濃い)
特徴:軽量で普段使いも可能
価格:約5,000円
アイウェア 偏光グラス STL501 UJ-501X

出典:シマノ
レンズカラー:4色(タレックス)
フレーム素材:ナイロン、チタン、プラスチック
可視光線透過率:30~40%(中間~薄め)
特徴:軽量&フィット感の高いフレーム設計(職人による手作り)
価格:約33,000円

アイウェア 偏光グラス STL310 UJ-310X

出典:シマノ
レンズカラー:4色(タレックス)
フレーム素材:ナイロン、チタン、プラスチック
可視光線透過率:30~40%(中間~薄め)
特徴:スポーティな8カーブデザイン(職人による手作り)
価格:約36,000円

コスパ最強の安い偏光サングラス
iFala

出典:amazon
レンズカラー:8色
フレーム:光沢フレーム、マットフレーム(選択可能)
可視光線透過率:非公開
特徴:半年保証、手作り
価格:約2,500円

偏光サングラスまとめ

釣り用偏光サングラスとは?
水面の反射をカットし、水中が見やすくなる釣り専用サングラス。魚や地形が視認しやすく、目の疲れも軽減します。
レンズカラーの選び方
- グレー系:自然な視界で疲れにくい(晴天・海釣り向き)
- ブラウン系:コントラスト強調(朝夕・曇天・サイトフィッシング向き)
- グリーン系:バランス型(万能タイプ、初心者にもおすすめ)
可視光線透過率(かしこうせんとうかりつ)
- 10~20%:濃い・晴天用
- 20~30%:標準・曇天用
- 30~40%以上:薄い・朝夕やローライト向け
フレーム選び
- 顔にフィット:光の侵入を防ぎ集中力UP
- 軽量素材:ナイロン・チタンが人気
タレックスとは?
日本製の高性能偏光レンズメーカー。ダイワやシマノの一部モデルにも採用され、目が疲れにくいと評判。
度付き対応(後付け可能)
- クリップオン:クリップで眼鏡に止めるタイプ。軽量・手軽
- オーバーグラス:眼鏡の上から掛けれるタイプ。視野広め・遮光性重視
釣果アップのために、まずは自分の釣りスタイルに合った1本を選ぶのがポイントです。
今回紹介した製品
後付け偏光サングラス
ダイワのおすすめ偏光サングラス

シマノのおすすめ偏光サングラス


コスパ最強の安い偏光サングラス
