釣り用のレインコートを選ぶのに何を基準に選べば良いの?
・レインコートの3タイプ
・素材
・耐水圧
・二重袖口
・止水ファスナー
など、用途によって必要になります。
この記事では、レインコートの選び方を徹底解説していきます!
目次
釣り用レインウェアの3タイプを解説
上下セパレートタイプ

出典:ダイワ
構成
ジャケットとパンツが別々になった、最も一般的なタイプ。
特徴
- 雨の侵入をしっかり防ぐ構造
- 動きやすく、キャストや移動に最適
- トイレや着替えの際も扱いやすい
おすすめの釣りスタイル
- 陸っぱり(堤防・磯・河川)
- 船釣り
- 長時間の釣行や悪天候対応
ポンチョタイプ

出典:ダイワ
構成
頭からかぶるマント型のレインウェアで、ゆったりとしたシルエット。
特徴
- 着脱が非常に簡単
- 通気性がよくムレにくい
- 防風・防水性はやや劣る
- 下半身が濡れやすい
おすすめの釣りスタイル
- 短時間の釣行
- 夏場の携帯用レインウェア
- 急な雨への簡易対応
ビブ(サロペット)タイプ

出典:ダイワ
構成
胸まで覆うズボン型のレインウェアで、肩ベルトで吊って着用。
特徴
- 下半身の防水性能が非常に高い
- 腰からの水の侵入を完全に防げる
- 船上や水たまりでも快適
- トイレ時の脱ぎ着がやや不便
おすすめの釣りスタイル
- 船釣り
- 雨天・波の高い日
- 冬場や水温の低い時期
上下セパレートタイプ:動きやすくて万能、迷ったらこれ。
ポンチョタイプ:手軽に羽織れて、急な雨に便利。
ビブタイプ:下半身を完全防御、船釣りに最適。
釣り用レインウェアの防水透湿素材まとめ

出典:シマノ
釣り用レインウェアを選ぶうえで重要なのが、「防水性」だけでなく「透湿性(ムレにくさ)」もあるかどうか。ここでは代表的な3種類の防水透湿素材の特徴をまとめます。
ゴアテックス(GORE-TEX)

出典:ダイワ
- 高性能素材の代表格
- 非常に優れた防水・透湿性能
- 長時間の釣行や悪天候でも快適に過ごせる
- 価格はやや高めで、上級者向けのモデルに採用されることが多い
レインマックス(RAINMAX)

出典:ダイワ
- ダイワ独自の防水透湿素材
- ゴアテックスにはやや劣るものの、十分な防水性と透湿性を持つ
- 価格と性能のバランスが良く、ミドルクラスのレインウェアに多く使われる
- 普段使いから本格釣行まで幅広く対応できる
ドライシールド(DRYSHIELD)

出典:シマノ
- コストを抑えたシマノの防水素材
- 透湿性は控えめだが、軽い雨や短時間の釣行には問題ない
- 初心者やサブウェアとして選ばれることが多い
- 比較的安価なモデルに採用されている
素材名 | 防水性 | 透湿性 | コスパ | 特徴 |
---|---|---|---|---|
ゴアテックス | ◎ | ◎ | △ | 信頼性抜群。過酷な環境向け。 |
レインマックス | ○ | ○ | ○ | ダイワ独自。バランスが良い。 |
ドライシールド | △ | △ | ◎ | シマノ独自。軽快でお手頃。 |
必要なレベルに応じて、素材の性能と価格のバランスを考えて選ぶのがポイントです!
ゴアテックスを選べばまちがいなし
ゴアテックス(GORE-TEX)は、防水と透湿性に優れた素材で、アウトドア用品やスポーツウェアなど幅広く使用されています。
耐久性
ゴアテックスは非常に高い耐久性を持ち、過酷な環境でも長期間使用できます。摩耗や汚れにも強く、アウトドア活動に最適です。
技術
ゴアテックスは、微細な孔を持つ膜を使用し、水蒸気は通しながら水滴を防ぐ仕組みです。これにより、雨の日でも快適な状態を維持します。
耐水圧は20,000MM以上を選べば間違いない

耐水圧の数値による防水性能の目安を示す比較表は以下の通りです。各状況に応じて、適切な耐水圧を選ぶことが重要です。
耐水圧 | 適用状況 | 性能の目安 |
---|---|---|
1,000 ~ 3,000mm | 軽い雨や日常的な使用 | 普通の雨の日に適しており、短時間の使用に問題なし |
5,000 ~ 8,000mm | 中程度の雨や風雨 | 強い雨にも対応可能、登山やアウトドアでも使用可 |
10,000 ~ 15,000mm | 激しい雨や長時間の使用 | 豪雨や長時間の雨に強い、過酷な環境にも対応 |
20,000mm 以上 | 極端な豪雨や長時間の豪雨 | 極端な条件でも完全に防水、長時間の使用に最適 |
耐水圧が高いほど、より過酷な状況での使用に耐えることができ、過酷な天候条件での活動に向いています。
二重袖口・止水ファスナーも必須オプション


出典:ダイワ
二重袖口は、手首からの水や風の侵入を防ぎ、保温性と防水性を高めます。
止水ファスナーは、ファスナー部分からの浸水を防ぎ、ポケット内の貴重品を守る役割を果たします。
雨や波しぶきがある場面では特に効果的で、快適さや安全性を保つためにも、この2つの機能はぜひ備えておきたい必須オプションです。
ダイワ 釣り用レインコートおすすめ

出典:ダイワ
DR-3625 RAINMAX®レインスーツ

出典:ダイワ
・防水機構:RAINMAX
・耐水圧:未表記(10,000mm予想)
・防水オプション:止水ファスナー、二重袖口
・価格:上下で約13,000円

ジャケットのみはこちら(約9,000円)

DR-3025 RAINMAX®アングラーズライトレインスーツ

出典:ダイワ
・特徴:春夏用コンパクト仕様
・防水機構:RAINMAX
・耐水圧:未表記(10,000mm予想)
・防水オプション:止水ファスナー、二重袖口
・価格:上下で約31,000円

DR-1925 GORE-TEX バーサタイルレインスーツ

出典:ダイワ
・防水機構:GORE-TEX
・耐水圧:未表記(20,000mm予想)
・防水オプション:止水ファスナー、二重袖口
・価格:上下で約32,000円

ジャケットのみ(約21,000円)

パンツのみ(18,000円)

DR-2325J スプレーコートレインジャケット

DR-2325P スプレーコートレインビブパンツ

出典:ダイワ
・特徴:汚れが落ちやすい素材
・防水機構:RAINMAX
・耐水圧:未表記(10~20,000mm予想)
・防水オプション:AquaGuard® Tightenedファスナー、袖口防水
・価格:上下 各32,000円
※AquaGuard® Tightenedファスナー
YKKの防水ファスナーシリーズファスナーテープ部分にポリウレタンコーティングが施されており、水の侵入を防止します。


DR-1825 GORE-TEX コンビアップレインスーツ

出典:ダイワ
・防水機構:2層構造のGORE-TEX
・耐水圧:(未表記)20,000mm予想
・防水オプション:止水ファスナー、二重袖口
・価格:上下で約43,000円

シマノ 釣り用レインコートおすすめ
3レイヤー レインスーツ[RA-047X]

出典:シマノ
・防水機構:ドライシールド
・耐水圧:未表記(10,000mm予想)
・防水オプション:止水ファスナー
・価格:上下で約15,000円
ULイージーケア ジャケット 05 [RA-040Y]

出典:シマノ
ULイージーケア ビブ 05 [RA-041Y]

出典:シマノ
・特徴:汚れやにおいがつきにくく、落としやすい
・防水機構:ステインシールド
・耐水圧:未表記(15,000mm予想)
・防水オプション:二重前立て、二重内袖
・価格:上下で約15,000円
ジャケットのみ約22,000円

ビブ約18,000円
ネクサス ゴアテックス レインスーツ[RA-101X]

出典:シマノ
・特徴:GORE-TEX3層構造の高い防水性
・防水機構:GORE-TEX
・耐水圧:未表記(20,000mm以上予想)
・防水オプション:止水ファスナー、二重袖口
・価格:約40~50,000円
ダイワ冬用レインコートおすすめ

DW-3524 RAINMAX®ウィンタースーツ

出典:ダイワ
・防寒:中綿使用
・防水機構:RAINMAX2層
・耐水圧:未表記(10~15,000mm予想)
・防水オプション:二重袖口
・価格:約25,000円

DW-1924 GORE-TEX バーサタイルウィンタースーツ

出典:ダイワ
・防寒:中綿使用
・防水機構:GORE-TEX
・耐水圧:未表記(20,000mm予想)
・防水オプション:止水ファスナー、二重袖口
・価格:約40,000円

DW-1024T GORE-TEX トーナメントウィンターサーモスーツ

出典:ダイワ
・防寒:DANROTECH®綿使用(背面)
・防水機構:GORE-TEX
・耐水圧:未表記(20,000mm以上予想)
・防水オプション:止水ファスナー、二重袖口
・価格:約120,000円

コスパ最強の安いレインコート

出典:amazon
・耐水圧:30,000mm
・価格:約10,000円

釣り用レインコートまとめ

釣りで快適に過ごすためには、用途や天候に合ったレインウェア選びが重要です。この記事で紹介したポイントを簡潔にまとめると以下の通りです。
■ レインコートの3タイプを用途で選ぶ
- 上下セパレートタイプ:迷ったらコレ。動きやすく、万能型。
- ポンチョタイプ:手軽に羽織れて、短時間の釣行や夏場に最適。
- ビブタイプ:下半身を完全ガード。船釣りや雨風の強い日におすすめ。
■ 素材で選ぶ:防水+透湿がカギ
- ゴアテックス:耐久性・性能ともに最高クラス。上級者や長時間釣行に。
- レインマックス:ダイワ、価格と性能のバランスが良い。
- ドライシールド:シマノ、コスパ重視の軽装向け。短時間釣行に◎。
■ 耐水圧は「20,000mm以上」がおすすめ
- 小雨なら5,000mmでも十分だが、本格釣行には10,000〜20,000mm以上を選ぼう。
- 20,000mm以上なら、豪雨や長時間でも安心。
■ 快適性を左右する「二重袖口」と「止水ファスナー」は必須!
- 二重袖口:手首からの水侵入を防ぎ、保温力アップ。
- 止水ファスナー:ファスナーからの水の侵入を防止し、ポケットの中身も安心。
今回紹介した製品はこちら
ダイワ 釣り用レインコートおすすめ










シマノ 釣り用レインコートおすすめ

ダイワ冬用レインコートおすすめ



コスパ最強の安いレインコート
