磯場での釣りやエギングを安全に、快適に楽しむために欠かせないのが「磯靴(いそぐつ)」です。
滑りやすい岩場や波打ち際でもしっかりとグリップしてくれる専用シューズですが、「フェルトスパイク」「ラジアルスパイク」など種類が多くて、初めての方にはちょっと分かりづらいですよね。
そこで今回は
・磯靴とは何か?という基本
・種類、選び方のコツ(ラジアルスパイク・フェルトスパイク)
・ウェーディングシューズと磯靴の違い
・ダイワやシマノのおすすめモデル(ハイカット・ローカット)
安いコスパ最強の磯靴の紹介
これらを徹底解説していきます!
結論から先にまとめますと
乾いた岩やテトラなら「ラジアルスパイク」
濡れた磯や苔のある場所なら「フェルトスパイク」!
ソール種類 | 特徴 | 向いている場所 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
ラジアルスパイク (ピンスパイク) | ゴム底+金属ピンの構造でバランス型 | 乾いた岩場・砂地・テトラ帯 | ・硬い地面でも歩きやすい ・泥やゴミが詰まりにくい | 濡れた岩場ではやや滑る場合がある |
フェルトスパイク (フェルトピン) | フェルト底+スパイクピンでグリップ重視 | 濡れた岩場・苔の多い磯場 | ・滑りにくさ抜群 ・急斜面でも踏ん張りが効く | 泥やゴミが詰まりやすい |
磯靴のサイズ感に注意
磯釣りでは厚手の靴下やインナーソックス、ゲーターを着用することが多いため、普段の靴サイズで選ぶと失敗しがちです。
サイズ選びのコツは普段より+0.5〜1.0cm大きめを選ぶのが基本
磯靴とウェーディングシューズの違い
水に入るなら「ウェーディングシューズ」
磯を歩くなら「磯靴」
さらにもっと詳しく知りたい方や、ダイワ・シマノのおすすめを見てみたい方は最後まで読んでみてください!
目次
磯靴とは

出典:ダイワ
**磯靴(いそぐつ)**とは、岩場や磯など滑りやすい釣り場で安全に歩くための専用シューズです。
普通のスニーカーや長靴では滑ってしまうような濡れた岩や苔の上でも、しっかりと足元をグリップしてくれるよう設計されています。
なぜ磯靴が必要なの?
磯場は、濡れていて滑りやすい・高低差がある・波が打ち寄せるという危険がつきもの。
そのため、通常の靴では転倒やケガのリスクが非常に高くなります。
磯靴は、以下のような特徴を持つことで安全性を高めています:
・ソールにスパイクピンやフェルト素材を採用
・水を通しにくい耐水・速乾設計
・足首をしっかり支えるハイカット設計も多数
磯靴の種類・選び方|ラジアルスパイクとフェルトスパイクの違いとは?

出典:amazon
磯靴には大きく分けて「ラジアルスパイク(ピンスパイク)」と「フェルトスパイク(フェルトピン・ピンフェルト)」の2種類のソールがあります。
それぞれの特徴や適した釣り場、選び方のポイントを解説していきます。
ラジアルスパイク(ピンスパイク)とは?
ラジアルソール(ゴム底)+金属製スパイクピンが組み込まれたタイプ。
「ピンスパイク」とも呼ばれ、磯場だけでなく乾いた岩場や砂地、テトラ帯でもグリップ力を発揮します。
・ゴムの耐久性+ピンの滑り止め効果でバランスが良い
・硬い地面やコンクリートでも歩きやすい
・泥やゴミがつきにくくメンテナンスも簡単
フェルトスパイク(フェルトピン・ピンフェルト)とは?
フェルト素材の靴底にスパイクピンが埋め込まれているタイプ。
特に濡れた岩や苔が生えた滑りやすい磯場では、抜群のグリップ力を発揮します。
・フェルト素材が水辺に強く、滑りにくさはトップクラス
・スパイクピンが岩に食いつくので、急斜面でも踏ん張りが効く
・グリップ重視の玄人向けモデルが多い
サイズ感に注意|磯靴選びでよくある失敗とは?

磯靴を選ぶときに意外と見落としがちなのがサイズ選びです。
普段履いているスニーカーやランニングシューズと同じサイズを選んでしまうと、実際の釣行で「キツい」「当たって痛い」「すぐに脱げそう」といったトラブルにつながることも。
特に厚手の靴下やインナーソックス、ゲーターを履くことが多い磯釣りシーンでは、サイズ選びが非常に重要になります。
厚手ソックスを前提とし
普段より0.5cm〜1.0cm大きめを選ぶのが基本
ウェーディングシューズと磯靴の違い|目的と環境で使い分けよう

出典:シマノ
一番の違いは、ウォータースルー(水抜き穴)の有無です。
見やすいように表にまとめました。
項目 | ウェーディングシューズ | 磯靴 |
---|---|---|
海水との関係 | 中に入ってもOK | 中に入れたくない |
水への対応 | 水抜け重視 | 水の侵入を防ぐ設計 |
釣りスタイル | ジャブジャブ歩く系 | ゴツゴツ歩く系(滑らない重視) |
ダイワ おすすめ磯靴
ハイカットモデル
ダイワ DS-2680-H

出典:ダイワ
・靴底タイプ:フェルトスパイク
・カットの高さ:ハイカット
・価格:約18,000円
ラジアルスパイクはこちら
[ダイワ] TGロックショアシューズ DS-1600TG/DS-3600TG (2025年モデル)

出典:ダイワ
・靴底タイプ:フェルトスパイク
・カットの高さ:ハイカット/ローカット(選択可)
・価格:約19~22,000円

ダイワ ローカットモデル(小磯)
ダイワ DSー2603

出典:ダイワ
・靴底タイプ:フェルトスパイク
・カットの高さ:ローカット
・価格:約8,500円
ラジアルスパイクはこちら
シマノおすすめの磯靴
ハイカットモデル
シマノ ジオロックシューズ FS-080T

出典:シマノ
・靴底タイプ:フェルトスパイク(+合成ゴム)
・カットの高さ:ハイカット
・価格:約12,000円
シマノ カットラバーピンフェルトフィットシューズ LT[FS-041Q]

出典:シマノ
・靴底タイプ:フェルトスパイク(+合成ゴム)
・カットの高さ:ハイカット
・価格:約14,000円
シマノ ロックシューズ カットラバーピンフェルト[FS-021X]

出典:シマノ
・靴底タイプ:フェルトスパイク(+合成ゴム)
・カットの高さ:ハイカット
・価格:約23,000円
コスパ最強の安い磯靴
[GOTSURI]

出典:amazon
・靴底タイプ:ラジアルスパイク
・カットの高さ:ハイカット
・価格:約6,000円
[ARCWOLF]

出典:amazon
・靴底タイプ:フェルトスパイク
・カットの高さ:ハイカット
・価格:約6,500円

磯靴選び方まとめ

一言でいうなら
乾いた岩やテトラなら「ラジアルスパイク」
濡れた磯や苔のある場所なら「フェルトスパイク」!
ソール種類 | 特徴 | 向いている場所 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
ラジアルスパイク (ピンスパイク) | ゴム底+金属ピンの構造でバランス型 | 乾いた岩場・砂地・テトラ帯 | ・硬い地面でも歩きやすい ・泥やゴミが詰まりにくい | 濡れた岩場ではやや滑る場合がある |
フェルトスパイク (フェルトピン) | フェルト底+スパイクピンでグリップ重視 | 濡れた岩場・苔の多い磯場 | ・滑りにくさ抜群 ・急斜面でも踏ん張りが効く | 泥やゴミが詰まりやすい |
磯靴のサイズ感に注意
磯釣りでは厚手の靴下やインナーソックス、ゲーターを着用することが多いため、普段の靴サイズで選ぶと失敗しがちです。
サイズ選びのコツは普段より+0.5〜1.0cm大きめを選ぶのが基本
磯靴とウェーディングシューズの違い
水に入るなら「ウェーディングシューズ」
磯を歩くなら「磯靴」
釣り場に合わせてしっかり選びましょう!
今回紹介した磯靴
ダイワ 磯靴ハイカット おすすめ
ラジアルスパイクはこちら

ダイワ ローカット
ラジアルスパイクはこちら
シマノ ハイカット
コスパ最強の安い磯靴
