・アジングロッドを買うのに長さ・硬さ・穂先種類はどれを選んだら良いの?
・アジングロッドの最も一般的なスペックを教えて!
・シーンごとに最適なアジングロッドの選び方を教えて!
・アジングロッドとメバリングロッドの違いは?
今回の記事では、このような質問に答えます!
結論から言うと
最も一般的なアジングロッドのスペック
- 長さ:『5フィート~6フィート前半』
- 硬さ:『UL』
- 穂先種類:『ソリッド』
例:ダイワ 月下美人 『55UL-S』
:シマノ ソアレBBアジング『S58UL-S』
ロッドの長さの選び方
ロッドの長さ | 適した釣り場 | おすすめの釣り方 |
---|---|---|
~6.5フィート | 小規模な漁港 | ジグヘッド |
6.6~7.5フィート | 漁港、磯場、サーフエリア | ジグヘッド、メタルジグ、キャロ |
7.6フィート~ | 遠投が必要、高い足場 | キャロ、フロート |
メモ:
5フィート = 152 cm
5.5フィート = 167.cm
6フィート = 182 cm
6.5フィート = 198 cm
7フィート = 213.cm
7.5フィート = 228 cm
8フィート = 243 cm
ロッドの硬さ(パワー)
硬さ(パワー) | 使用するルアー | 特徴 |
---|---|---|
XUL (エクストラウルトラライト) | 超軽量ジグヘッド 0.3g〜1g | 最も繊細で感度重視。極小ルアーを正確に操作可能。 |
UL(ウルトラライト) | 1g前後のジグヘッド | 軽量なルアーを得意とし、繊細な感度が特徴。ジグヘッドリグに最適。 |
UL+(ウルトラライトプラス) | 1.5g~2g前後のジグヘッド | ULとLの中間の硬さ |
L(ライト) | 1g~3gのジグヘッド,プラグ、メタルジグなど | より幅広いルアーに対応。中程度の感度としなやかさ。 |
ML(ミディアムライト) | 3g・5g以上のメタルジグやキャロ・フロートを遠投 | 遠投性能が高く、大型魚に対応。しっかりした硬さで安定したキャストが可能。 |
『XUL』は、『ダイワ月下美人MX』
『UL+』は、『シマノ ソアレXR』
など、稀にラインナップされています。
穂先の種類(ティップ)
ティップの種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ソリッドティップ | 食い込みが良く、ルアーをナチュラルに泳がせられる | 感度がやや劣る、アジに違和感を与えにくい |
チューブラーティップ | 感度に優れ、ルアーの対応幅が広い | アジに違和感を与えることがある |
アジングロッドとメバリングロッドの違い
アジングロッド:合わせが重要となる為、短めでキレがある
メバリングロッド:基本向こう合わせで、長めで曲がりやすい
アジングロッドはこのような特徴になります。
こちらの記事では、これらを深堀して徹底解説していきます!
目次
アジングロッドとはどんなロッド?
アジングロッドは、アジを狙う釣り「アジング」に特化した軽量で感度に優れたロッドです。
ジグヘッドリグや小型ルアーを使用することが多いため、繊細なアタリを捉えやすい設計が特徴。
長さは5~7フィート台が一般的で、用途や釣り場に応じて選べます。
ロッドの長さ・硬さ(パワー)の選び方
ロッドの長さ | 適した釣り場 | おすすめの釣り方 |
---|---|---|
~6.5フィート | 小規模な漁港 | ジグヘッド |
6.6~7.5フィート | 漁港、磯場、サーフエリア | ジグヘッド、メタルジグ、キャロ |
7.6フィート~ | 遠投が必要、高い足場 | キャロ、フロート |
メモ:1フィート約30cm
5フィート = 152 cm
5.5フィート = 167cm
6フィート = 182 cm
6.5フィート = 198 cm
7フィート = 213cm
7.5フィート = 228 cm
8フィート = 243 cm
硬さ(パワー) | 使用するルアー | 特徴 |
---|---|---|
UL(ウルトラライト) | 1g前後のジグヘッド | 軽量なルアーを得意とし、繊細な感度が特徴。ジグヘッドリグに最適。 |
L(ライト) | 1g~3gのジグヘッド,プラグ、メタルジグなど | より幅広いルアーに対応。中程度の感度としなやかさ。 |
ML(ミディアムライト) | 3g・5g以上のメタルジグやキャロ・フロートを遠投 | 遠投性能が高く、大型魚に対応。しっかりした硬さで安定したキャストが可能。 |
このように、釣り場やターゲットによって長さや穂先硬さを選びます。
・漁港で数釣りを楽しむアジング → 『5フィート~6フィート前半』の軽いロッドの穂先『UL』
・メバルなど中型魚も狙う場合 →『 7フィート前後』の穂先『L』
・遠投を活かして大型を狙う場合 → 『7フィート中盤以上』の穂先『ML』
穂先の種類(ティップ)
ティップの種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ソリッドティップ | 食い込みが良く、ルアーをナチュラルに泳がせられる | 感度がやや劣る、アジに違和感を与えにくい |
チューブラーティップ | 感度に優れ、ルアーの対応幅が広い | アジに違和感を与えることがある |
ティップの種類は極論、好みとも言われていますが、このような違いがあります。
ジグヘッドがメイン → 『ソリッドティップ』(アタリを感じやすく、軽いルアーを使うのに最適)
幅広いルアーを使いたい →『チューブラーティップ』(反響感度が良く、汎用性が高い)
アジングロッドとメバリングロッドの違い
アジングロッド
アジングは細かい操作性や小さなアタリを捉えて掛ける釣りが中心。
そのため、短めでキレがあり、感度に優れた設計が特徴です。
メバリングロッド
メバリングは基本的にルアーをただ巻きして誘う釣りが主流です。
向こう合わせが多く、ロッドが自動的にアタリを吸収するよう、長めでしなやかな曲がりを持つ設計が一般的です。
兼用するならアジングロッドがおすすめ
アジングロッドは感度が高く、繊細な操作にも対応可能なため、メバリングにも十分使えます。
一方、メバリングロッドは細かい操作や小さなアタリを掛けるには不向きな場合があるため、兼用するならアジングロッドの方が汎用性に優れています。
アジングロッド:合わせが重要となる為、短めでシャキッとしている
メバリングロッド:基本向こう合わせで、長めで曲がりやすい
ロッドの重さ
アジングロッドの重さは、軽いもので約40g、重くても70g程度が一般的です。
軽量ロッドには以下のようなメリットがあります:
感度が高い
軽いロッドは手元に伝わる振動がダイレクトで、アジの小さなアタリもしっかり捉えることができます。繊細な釣りにおいて重要な要素です。
操作性が向上
軽量ロッドは扱いやすく、細かい操作がスムーズに行えます。ジグヘッドや軽いルアーを精密にコントロールするのに適しています。
疲れにくい
長時間の釣行でも手や腕への負担が軽減されるため、快適に釣りを続けられます。
また、一般的に高価なロッドほど軽量化が進んでおり、より高い感度や快適さを得られる傾向があります。
軽量ロッドを選ぶ際は、予算に応じて最適な1本を選ぶことが重要です。
アジングロッドにおいて、軽さは正義!
よりアジングの魅力が発揮されます!
ロッドのカーボン含有量
出典:ダイワ
アジングロッドのカーボン含有量が多いと、軽量で高感度になり、価格が高くなります。
反対に含有量が少ないと、しなやかさや耐久性が増し、価格は抑えられます。選択は釣りスタイルや予算に応じて行うのがポイントです。
各メーカーのHP(例:上記画像)でも確認できますし、本ブログでのロッド紹介記事には『カーボン含有量』も必ず比較対象に入れています。
アジングロッドまとめ
最も一般的なアジングロッドのスペック
- 長さ:『5フィート~6フィート前半』
- 硬さ:『UL』
- 穂先種類:『ソリッド』
例:ダイワ 月下美人 『55UL-S』
:シマノ ソアレBBアジング『S58UL-S』
ロッドの長さの選び方
ロッドの長さ | 適した釣り場 | おすすめの釣り方 |
---|---|---|
~6.5フィート | 小規模な漁港 | ジグヘッド |
6.6~7.5フィート | 漁港、磯場、サーフエリア | ジグヘッド、メタルジグ、キャロ |
7.6フィート~ | 遠投が必要、高い足場 | キャロ、フロート |
メモ:
5フィート = 152 cm
5.5フィート = 167.cm
6フィート = 182 cm
6.5フィート = 198 cm
7フィート = 213.cm
7.5フィート = 228 cm
8フィート = 243 cm
ロッドの硬さ(パワー)
硬さ(パワー) | 使用するルアー | 特徴 |
---|---|---|
UL(ウルトラライト) | 1g前後のジグヘッド | 軽量なルアーを得意とし、繊細な感度が特徴。ジグヘッドリグに最適。 |
L(ライト) | 1g~3gのジグヘッド,プラグ、メタルジグなど | より幅広いルアーに対応。中程度の感度としなやかさ。 |
ML(ミディアムライト) | 3g・5g以上のメタルジグやキャロ・フロートを遠投 | 遠投性能が高く、大型魚に対応。しっかりした硬さで安定したキャストが可能。 |
穂先の種類(ティップ)
ティップの種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ソリッドティップ | 食い込みが良く、ルアーをナチュラルに泳がせられる | 感度がやや劣る、アジに違和感を与えにくい |
チューブラーティップ | 感度に優れ、ルアーの対応幅が広い | アジに違和感を与えることがある |
アジングロッドとメバリングロッドの違い
アジングロッド:合わせが重要となる為、短めでキレがある
メバリングロッド:基本向こう合わせで、長めで曲がりやすい
この記事がロッド選びに役立てればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!