ダイワから出る23アジメバルXでは、全5アイテムリリースされていて穂先種類・ロッドの長さが違います。
では、どれを選べばよいのか悩みますよね。。
結論から申し上げると
【68L-T】
・短めのロッドで扱いやすいものがよい
・デーゲームのランガンがメインの方
・アタリを自分で取りたい方
【74UL-S】※初心者の方に最もおすすめのオールラウンドのロッド
・ジグ単・プラグを兼用したい
・アタリを取るのに自信がない方
・プラグで飛距離を出したい方
【76L-S】
・3~5g程度のキャロ・スプリットで遠投メインの方
・アタリを取るのに自信がない方
・25cmを超えるメバルが釣りたい方
※この記事は、あくまでメバリングロッドおすすめの記事なので
『510UL-Sと66L-S』はメバリングロッドのおすすめから外しています。
※ジグ単=ラインの先に、ジグヘッド単体+ワームの最もシンプルな仕掛け
上記のロッドを選べば間違いないです!
この記事を読めば、なぜこれを選べばよいのかがわかります!!
目次
ダイワ 23アジメバルXとは
出典:ダイワ
日本釣りメーカーの中で最も人気のダイワからでる
メバリングロッドの入門ロッドで、amazonでは1万円を切る価格帯で入手可能です。
人気だった前モデルの「アジングX」と「メバリングX」が兼用モデルとしてリリースされました!
ダイワ メバリングロッド一覧
ダイワからでるライトゲームに特化したブランド『月下美人』の
一つ下のグレードに位置するのが、アジメバルXです。
製品名 | メーカー希望小売価格 | ロッド自重(7.4ft) |
22月下美人EX | 約66,000~69,000円 | 51g |
23月下美人AIR | 約48,000~53,000円 | 50g |
21月下美人MX | 約26,000~33,000円 | 64g |
20月下美人 | 約16,000~18,000円 | 66g |
23アジメバルX | 約11,000~12,000円 | 75g |
※頭の二けたの数字は、2023年発売という意味で、西暦の下二けたです。
ダイワ アジメバルXの機能・特徴
・有名メーカーのダイワから出るメバリング入門ロッド
・1万円を切る価格で購入できる(amazonで約9,000円)
・1万円を切るのに重量は、70g台
入門ロッドながら、十分な性能を備えています!
ロッド選びで最も重要なのは【重量】
メバリングロッドの重量で基本となるのが70gで、
価格は1万円を切りながらその重量をキープしています。
ロッド重量が軽いと、身体的負担が少ないのはもちろんのこと
感度が圧倒的に良くなります。
感度が良くなると、ジグヘッドがコツっと当たるだけで
手元にくるので得られる情報が多くなり、メバルの引きもより楽しめます!
前モデル メバリングX との重量比較
前モデルのメバリングXでは100g程度も自重があり
大幅に改良されているのがわかります。
値段もほぼ変わらずこの改良なので、コスパがいかに良くなったかがわかります。
製品名 | ロッド自重(74UL-S) |
23アジメバルX | 75g |
旧モデル メバリングX | 108g |
ロッド記号の見方
アジメバルXには下記の5種類のラインナップがあります。
AJI_MEBARU X 510UL-S
AJI_MEBARU X 66L-S
AJI_MEBARU X 68L-T
AJI_MEBARU X 74UL-S
AJI_MEBARU X 76L-S
数字とアルファベットが並んでいて何が何だかわからないですよね。。
実際のロッド記号を見ながら説明していきます!
ロッドの全長(長さ)
基準となる7フィート
74UL-S
メバリングロッドにおいて、基準の長さが7.4ft (225cm)です。
この長さだと、ジグ単とプラグ+軽量のフロート・キャロ・スプリットも扱うことができるので
この1本でオールラウンドに使うことができます!
アイテム | ロッド長さ |
6.8フィート | 207cm |
7.4フィート | 225cm |
7.6フィート | 231cm |
6フィートのショートロッド
短いモデルでは、6ft台の長さがありこのタイプのロッドは
基本的にジグ単での釣りがメインとなります。
ロッドが短いと非常に扱いやすいです!
穂先の硬さの種類
74UL-S
ULが最も柔らかく、XHになれば最も硬くなります。
・ウルトラライト(UL)
・ライト(L)
・ミディアムライト(ML)
・ミディアム(M)
・ミディアムヘビー(MH)
・ヘビー(H)
・エクストラヘビー(XH)
一般的なメバリングロッドの硬さは下記の通りです。
硬い穂先は、飛距離が出てより大きなメバルの強い引きに対応でき
柔らかい穂先は、メバルが餌をくわえる瞬間にロッドがしなるため、掛かりやすさを向上させます。
用途 | 硬さ |
ジグ単 | ULかL |
プラグ | LかML |
フロート・キャロ | MLかM |
デイゲームでは硬めの穂先が有利
メバルは、夜間は基本的にただ巻き(ただリールをゆっくり巻くことで、ワームを真っすぐ動かすこと)の釣りになりますが
デイゲームの場合、穂先をきびきび動かして
活性の低い個体を反射的に食わせる釣りになります。
なので、穂先が『L(ライト)』など硬めのものを選び
動きを出しやすくすると良いです!
ティップ(穂先)の種類 チューブラーとソリッド
74UL-S
チューブラー(Tubular)とソリッド(Solid)の2種類があり、
頭文字の『T』と『S』が、ロッド記号の末にきます。
ソリッド・チューブラーの特徴
チューブラータイプはロッドが空洞(断面図がパイプのような形状)で響きやすいので、感度が高いのが特徴。
一方、ソリッドタイプは中身が詰まっており、柔らかくよく曲がります。
チューブラー
穂先がソリッドに比べて、あまり曲がらないので
アタリに対して、自分で合わせを入れにいけるもの。
ソリッド
穂先が良く曲がるので、自分から合わせなくても自動でかかることの多い。
ダイワ アジメバルxの全機種スペック一覧
5フィート~7フィートまでのラインナップがあるので、
0.3gのジグ単から8g程度までのキャロ・スプリットの釣りまで、幅広く準備されています。
品名 | 標準 全長 (m) | 標準 自重 (g) | 先径 (mm) | ルアー 重量 (g) | カーボン 含有率 (%) | メーカー 希望本体 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
510UL-S | 1.78 | 64 | 0.7 | 0.3-5 | 86 | 11,000 |
66L-S | 1.98 | 70 | 0.7 | 0.5-8 | 86 | 12,000 |
68L-T | 2.03 | 74 | 1.1 | 0.5-8 | 85 | 12,000 |
74UL-S | 2.24 | 75 | 0.7 | 0.3-5 | 88 | 12,500 |
76L-S | 2.29 | 79 | 0.7 | 0.5-8 | 87 | 12,500 |
23アジメバルX ルアーの相性
プラグ・キャロ・スプリットとの相性
プラグ・キャロ・スプリットの基本的な重さは3g前後で、アジメバルXは5本全てのロッドでカバーされています。
下記の3本は、よりメバル向きのロッドでプラグにも相性が良いです。
品名 | ルアー 重量 (g) |
---|---|
68L-T | 0.5-8 |
74UL-S | 0.3-5 |
76L-S | 0.5-8 |
メバリングロッド アジングロッド 違い
アジメバルXという製品名になっているので、
大前提どちらも対応可能という意味ですが、
アジングとメバリングの違いを知ったうえで、ロッドを選ぶことで
より良い選択ができると思うので解説していきたいと思います。
メバリングロッドの特徴
メバリングロッドの特徴は下記の3点です。
・穂先は柔らかめ
・長さ6~7フィート(約180~210cm)
・パワーがある
穂先は柔らかめ
メバリングは基本ただ巻きで、アクションは不要です。
メバルが掛かった際に、できるだけ自然に針掛かりするよう柔らかい穂先が使用されています。
大型の個体を狙うロッドは穂先が硬くパワーがあるものが選ばれています。
長さ6~7フィート(約180~210cm)でパワーがある
メバルが掛かった瞬間、底に向かって潜ろうとします。
ロッドが長いほど、足元へ潜られるのを防ぐことができ、
また、パワフルなロッドを使用することで足場の悪い磯やテトラ帯などで強引に引き寄せることが可能です。
そのため、メバルをできるだけ早く水面に引き上げることが重要になります。
アジングロッドの特徴
アジングロッドの特徴は下記の3点です。
・穂先は硬め
・長さ5~6フィート(約150~180cm)
・感度が高い
穂先は硬め
ロッドを細かく動かし、小さなあたりを取っていかないといけないため
穂先は硬めになっています。
穂先が硬いと、ワームをきびきび動かせます。
長さ5~6フィート(約150~180cm)
ロッドは長いと、先で絡まったり 思った場所へ投げるのが難しくなります。
操作性(コントロール)と感度を上げるためにも、短めのロッドになっています。
感度が高い
アジングでは、小さなあたりを拾って掛けるようになるので、
メバリングロッドより感度が高く仕上がっています。
アジメバルXと月下美人 比較
月下美人とは
出典:ダイワ
「月下美人」はダイワのライトゲームに特化したブランド名です。
アジメバルXの1つ上のグレードから、『月下美人』というブランド名がつき
20月下美人(メバルモデル)となります。
重量・価格の比較
シリーズ名 | メーカ希望本体価格 | 重量 |
月下美人(メバルモデル) 74UL-S | 17,200円 | 66g |
アジメバルX 74UL-S | 12,500円 | 75g |
74UL-Sでの比較です。
月下美人の方が、10gほど軽く
アジメバルXは5,000円ほど安いです。
下記の記事で、23月下美人メバルモデルを徹底解説しています。
シマノ ソルティーアドバンスとの比較
出典:シマノ
シマノ ソルティーアドバンスとは
シマノ(SHIMANO)は、1921年創業で日本の釣り用具の製造および販売において世界的な権威と長い歴史を持つ企業です。
ソルティーアドバンスは、そのシマノから出る入門モデルのロッドです。
幅広い魚種に対して入門ロッドを展開しており
9分野25機種の豊富なラインナップを揃えていて
その中で下記の2機種がメバリングモデルとなっております。
MEBARU S76UL-T
MEBARU S76UL-T
ソルティーアドバンス 重量・価格の比較
日本の2大メーカー『ダイワとシマノ』から出るメバリングの入門ロッド(同グレード)の
価格と重量を比較してみます。
シリーズ名 | メーカ希望本体価格 | 重量 |
ダイワ アジメバルX 76L-S | 12,500円 | 79g |
シマノ ソルティーアドバンス MEBARU S76UL-S | 12,700円 | 75g |
※同じ硬さがなかったのでULとLでの比較になっています。
※シマノのS76UL-Sの、最初のSはスピニングリール用、最後のSはソリッドの意味です。
ULよりLの方が若干重くなる傾向があるので、ほぼ重量も同じとみても良いと思います。
23アジメバルXに合うリール 23レガリス
入門リールモデルの『23レガリス』は
amazon価格で10,000円ほどで購入可能です。
メバリングに適した番手・ギア比は
『23レガリス LT2000S-P』をおすすめします!
このリールを選んだ理由は下記のとおりです!
23レガリス LT2000S-P
【LT】ダイワのLT(Light & Tough)このシリーズは、軽量かつ高い強度を追求し、同時に耐久性やパワーにも重点を置いています。
【2000】2000番手のことで、メバリングに最適の番手です。
【S】シャロースプール=ラインを巻く溝が浅く、飛距離が出やすく絡みにくい。
【P】ローギア=リールを1回転で巻き取れる量少なく、パワーが強い
下記の記事にて、メバリングリールについて徹底解説しています!
23アジメバルXの評価
23アジメバルXは、、
・最も有名な日本のメーカーダイワのエントリーモデルでコスパが良い!
・価格帯がamazonで1万円を切る!
・旧モデルのメバリングXより30gほど軽量化されている!
上記の理由から、これからメバリングを始める方におすすめです!
製品名 | ロッド自重(74UL-S) |
23アジメバルX | 75g |
メバリングX | 108g |
ネットでは、最安値で5~6,000円程度のメバリングロッドもありますが
やはり最安値程度のスペックしかありません。
長期的なコスパを考えると1万円程度のグレードのロッドをおすすめします!
ロッドを選ぶ際の悩みポイント
ソリッド・チューブラーどちらが良い?
これからメバリングを始める方は、自動でかかりやすいソリッドをおすすめします。
中級者以上の方
又はいずれデカメバルハンターに必ずなるぜ!という初心者の方は
自分からあたりを取って掛けに行くことができる
チューブラーを選ぶと間違いないです。
結論
【68L-T】
・短めのロッドで扱いやすいものがよい
・デーゲームのランガンがメインの方
・アタリを自分で取りたい方
【74UL-S】※初心者の方に最もおすすめのオールラウンドのロッド
・ジグ単・プラグを兼用したい
・アタリを取るのに自信がない方
・プラグで飛距離を出したい方
【76L-S】
・3~5g程度のキャロ・スプリットで遠投メインの方
・アタリを取るのに自信がない方
・25cmを超えるメバルが釣りたい方
上記に当てはまるロッドを選べば間違いないです!
23アジメバルX 購入方法と価格
ネット通販で購入すると、メーカ希望本体価格よりも安価で購入することができます。
また、自分で調べるのでロッドについて、ロッド記号の見方など様々な知識が付くのでおすすめです!
リンク先に、『スタイル』という選択項目があります、そこから選んでみてください!
出典:amazon
この記事が、メバリングロッド選びの助けになれば幸いです。
皆さんがメバルをたくさん釣れますように!!