エギングを始める際の仕掛けを徹底解説

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エギ

エギングと聞いたことはあるが、
実際の仕掛け(ロッド、リール、ライン(PE・リーダー)、スナップ、エギ)は何を選べばよいのだろう?

また、アオリイカのよく釣れる時期やポイントの探し方は?

このような質問に答えます!!

おすすめの仕掛け

  • 86Mのロッド
  • 2500番手のハイギアリール
  • ラインはPE0.6号
  • リーダーは80cm程度で1.75号
  • スナップとエギをつける

良く釣れる時期

  • 秋イカ 9~12月
  • (春イカ 3~7月)

良く釣れるポイントの探し方 

  • 9月~10月中盤、街灯のある潮通しの良いシャローエリア
  •  10月中盤~12月、街灯のある激流なシャローエリア

(春イカ 潮通しの良い藻場)

これらがなぜおすすめなのか、順にわかりやすく解説していきます!!

(本記事では、初心者の方がアオリイカの数釣りをしやすい、秋イカエギングに重点を向けて解説していきます。)

この記事を書いた人
TPくん

エギング・メバリングを愛しています。
・釣り歴10年 広島県とびしま海道
・雑誌「釣り画報」に2回掲載歴あり
・尺メバルとキロイカ(秋)狙い 記録
 アオリイカ:720g(秋イカ)
 メバル:28 cm

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おすすめの仕掛けを紹介

ロッド長さ

おすすめ長さ:8.6ft(約262cm)
エギを遠投するのにロッドの長さが必要となってきます。

また、晩秋・春イカになってくると1キロを超える個体とのやりとりになりますので、8.6ft(約262cm)の長さが、遠投の飛距離・ロッドパワーの観点からみても適しています。

どうしても長くて扱いづらいという方は、8.0ftでも構いません。

ロッド硬さ

おすすめ硬さ:M(ミディアム)
エギをしゃくるために少し硬めのM(ミディアム)の方が、きびきびシャクることができ、遠投に関しても硬めのほうがよく飛ぶのでM(ミディアム)をおすすめします。

ダイワ・シマノのエギングロッド

コスパ最強万能ロッド
エギングロッドは、万能でメバリング、アジング、※シーバス、※チニング、※サビキ釣り、※青虫銅付き仕掛けなど様々な釣りに対応しています。

※シーバス=スズキ狙いの釣りのこと。
※チニング=チヌ(黒鯛)狙いの釣りのこと。
※サビキ釣り=アミエビをかごに入れて、メバルアジなど様々な魚種を狙った釣り。
※青虫銅付き=針に青虫を掛けて、メバルアジなど様々な魚種を狙った釣り。

釣り具の世界的にも有名な2社から出ているロッドで、コスパの高い製品をご紹介します。

ダイワ エメラルダスX


シマノ Sephia BB

中級者の方おすすめロッド
ダイワ エメラルダスMX 86M・N


シマノ Sephia SS

上級者の方おすすめロッド
ダイワ エメラルダス ストイスト ST 


シマノ Sephia エクスチューン

リールの番手

アオリイカは見た目よりもかなり引きが強いです。
大きめの2500番手のハイギアリール(一巻きでより多く巻ける)をおすすめします。

春イカなど大型をメインに狙う方は3000番手のハイギアリールがおすすめです。

ダイワ レガリス2500S-XH 


シマノ SAHARA 2500SHG

上級者の方におすすめ
シマノ STELLA C3000XG

「STELLA」は高耐久性と優れた機能性を持つスピニングリールです。
細部までこだわった設計と製造技術を採用しています。最高峰の性能と使いやすさを提供します。

エギングを最高にこだわりたい。
そんな方におすすめです。

PEライン

PEラインの特徴
高い強度と耐摩耗性、良好な感度、高いキャスティング性能を持ち、岩や海藻などの障害物に強いです。

太さ・号数
基本は0.6号を使用します。
細くすると飛距離が出て、細くしすぎると根がかりした際にすぐに切れてエギをロストしやすくなります。

飛距離、根がかりの回収率のバランスを見ると0.6号が一番バランス取れています。

長さ
150m~200m巻きを選ぶ良いです。
1年に1度巻きなおすことが推奨されていますが、2~3年は持つので定期的にラインを細かく見て痛んでいないかチェックしましょう。

強度重視ライン
エックスブレイド(X-Braid) アップグレードX8 ペンタグラム 0.6号

8本の糸を編み込んであり、頑丈さ飛距離で最高のパフォーマンスを見せてくれます。

1キロを超えるアオリイカにも余裕で対応し、根がかりした際にも高確率で回収できます。
エギは1個1000円程度するので、PEに投資するのは安いものですね。

フロロショックリーダー

フロロショックリーダーの特徴
高い透明性でイカに察知されず、耐摩耗性と耐久性があり、強い引きや大型のアオリイカにも対応可能です。結び目も強く根がかりした際も高い回収率をみせてくれます。

太さ・号数
1.75号を使用しましょう。
太すぎると、ラインに癖が付きやすかったり、潮の影響を受けエギの姿勢がくずれてアオリイカに見切られる可能性が上がります。

リーダーはいらない?
必要です。
もし仮に付けていなかったら、エギが根がかりした際にすぐに結束部から切れてしまいます。
切れてしまうと、仕掛けをまた作り直す手間が増え釣果を落とすことにもつながります。

PEラインとフロロショックリーダーの組み合わせにより、感度や強度、透明性、結び目の強さなどの利点を生かし、効果的なエギングが可能となります。

高強度フロロ

知る限り最強のフロロです。
エギのロストを避けるため、比較的高強度のラインの使用をおすすめします!

エギ

エギサイズ
2.5号・3号・3.5号が一般的に使われます。

  • 9月    2.5号
  • 10月   3号
  • 11月以降 3.5号
  • 春イカ  3.5号

とアオリイカのサイズによって号数を大きくしていきます。
狙うアオリイカのサイズに対してエギのサイズが大きすぎると、なかなか抱いてきません。

エギのタイプ
シャロー・スーパーシャロー・ディープの3種類があります。
号数によって多少の違いはありますが、エギの沈下速度がタイプによって異なります。

(沈下速度:エギが海中で1m落ちるのに何秒かかるかを表したもの)

  • ノーマル     沈下速度3.0秒/m
  • シャロー     沈下速度約6.0秒/m
  • スーパーシャロー 沈下速度約8.0秒/m
  • ディープ     沈下速度2.0秒/m

おすすめは2.5号かシャロータイプでゆっくり長く見せることで、アオリイカにアピールすることができます。(※2.5号にシャロー・スーパーシャローはありません。)

ですが、2.5号のデメリットとしては重量がない分飛距離が出にくいです。

水深や潮の流れの強さを見て状況に合ったタイプを使い分けてください。

エギ王K
YAMASHITAの販売しているエギ王Kはかなりおすすめです。

エギングマイスターの川上英佑さんらがアオリイカを研究して作り上げたものです。
(YAMASHITAのYOUTUBEでエギングラボというエギングの研究が見れ、筆者のエギングの知識もこのチャンネルから得たものが多いです。)
エギの後方に搭載したハイドロフィンにより風や波を受けてもエギの姿勢を保ち、アオリイカに違和感を与えません。

非常に優秀なエギです。

おすすめカラー
軍艦グリーンというカラーは売り切れ必須の人気エギです。

ネオンブライトは次世代の紫外線発光でアオリイカにアピールします。
紫外線発光は※デイエギング用として作られていますが、夜でもその力を発揮します。

※デイエギング=夜間ではなく、日中にエギングをすること。

エギ選びに迷ったら、エギ王Kのシャロー・スーパーシャロー・ネオンブライト辺りを選ぶとよいでしょう。

スナップ

エギをワンタッチで変えることを可能にしてくれるのがスナップです。

おすすめは、SASAME 道具屋さん ローリング付きエギスナップSです。
スナップを開けずにくるくる回すだけで装着できるので、頻繁にエギを付け替える際もストレスがありません。

エギを変えて1投目できた!!なんてよくあります。
エギローテーションを大事にしてみてください。

エギングについてよくある質問

時期

秋イカ 9~12月(春イカ 3~7月)で
初心者の方におすすめなのは、9~12月の秋イカです。

理由は圧倒的に個体数が多く、まだ子供なので警戒心も低いです。

春は、サイズこそ1キロを優に超える個体がいますが、最後まで生き残った頭の良い警戒心の高いアオリイカのみを狙うようになるので、秋と比べると圧倒的に釣りづらいです。

よく釣れるポイントの探し方

秋イカ
9月~10月中盤、街灯のある、潮通しの良いシャローエリア
10月中盤~12月、街灯のある激流なシャローエリア

街灯の光にプランクトンが集まり、それを狙った小魚を狙いにアオリイカも集まります。
潮通しの良いエリアにもプランクトンや小魚が豊富に流れてきます。

10月中盤~12月になるとアオリイカは大型になり遊泳力が付き、激流エリアでも容易に捕食活動を行います。

シャローエリアの方が、手早くポイントを探れるので効率的に釣果を上げることができます。

リールは2000番でも大丈夫か?

9月~10月中盤までは2000番手のリールでも大丈夫ですが、10月中盤からアオリイカのサイズが大きくなるので2000番手では取り込みに時間がかかりすぎる可能性があるので、2500番手をおすすめしています。

ラインメンディングとは?

ラインメンディングとは、エギを投げた後に立ち位置やラインをコントロールすることです。
エギングにとって最も厄介なのは雨でもなく、風です。

風が強すぎると、エギが飛ばない。着水してもラインが風に流されエギの姿勢が安定しない。
これらが原因で、アオリイカが全くつれないという状況が出てきます。

風のない日を選ぶか、風裏を探して追い風のポイントを選ぶとよいでしょう。
風の予報は、Windyというアプリで確認できます。
釣行計画の手助けをしてくれるはずです。

まとめ

実際の仕掛け(ロッド、リール、ライン(PE・リーダー)、スナップ、エギ)やアオリイカのよく釣れる時期やポイントの探し方について解説しました。

自分に合ったエギングスタイルを見つけ、そこから仕掛けを決めていってみてください。

それらを参考に良い釣果が出せるよう、心から願っております!!

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