いつも同じ場所で長時間釣りをしていて釣れない時間がもったいない。
けど、※ランガンするのは面倒だしそんなにポイントを知らないし。。
という方も多いのではないでしょうか?
※ランガン=活性の高い釣り場を求め次々移動すること。
こちらの記事を読めば、
・初場所でのポイントの探し方
・どのような考えでランガンの場所を探せばよいのか
・どのようにランガンの計画を立てればよいのか
がわかります。
ランガンの方法を学び、効率よくメバルを狙って釣果を伸ばしていきましょう!!
目次
結論
・グーグルアースで潮通しの良いポイントを8カ所程度見つける。
(下見をして、街灯の有無・藻・シモリなどを確認する)
・満潮の前後2時間、計4時間で下見したポイントを効率よく回る。
ポイントの探し方、ランガンの回り方・立ち回り方や装備について詳しく解説していきます!
メバリングではなぜランガンが必要なのか?
ランガンとは、活性の高いポイントを求めて次々と移動を繰り返すことです。
メバル釣りにおいて、ランガンは非常に効果的な釣り方です。
なぜなら、メバルは居つきと回遊の特性を持っている個体に分かれ、回遊メバルを待つよりもランガンで居つきメバルを狙っていった方が効率よくメバルを釣り上げることができるからです。
ランガン先で回遊のメバルがいることもありますので、広範囲にポイントを移動しながら釣りをすることでメバルに出会う確率がグッと上がります。
ランガンポイントの探し方
ランガンを成功させるためには、効果的なポイント選びが欠かせません。
そのためには、Googleアースを活用し下記の3点が入り混じるポイントを探します。
・潮通しが良い
・街灯のある堤防、ゴロタ浜や磯
・藻やシモリがある
潮通しの良いポイントをGoogleアースで探すには
堤防の先端、岬などの先端、対岸近くに島がある
などの地形を見ましょう。
潮通しの良いポイントの例
先端は潮通しが良い
このような堤防に街灯があればさらに良いです。
シモリの多くある磯の先端
このような磯に藻があればさらに良いです。
グーグルアースでポイントを探した後、実際に下見をして藻や街灯※シモリなどの有無を確認しましょう。
条件の揃ったポイントを順に回ることで、釣果を伸ばすことができます。
※シモリ=メバルの隠れ家である岩礁帯などを指す。
ランガン時の狙い目
ランガン時には、※ライズや特定のエリアを狙うことがポイントです。
ライズはメバルの捕食スイッチが入っている証拠です。
ライズしているところに投げるとメバルの反応が期待できます。
また、ライズがない場合は、表層やボトム(底)、※ストラクチャー回り、街灯との明暗部などに計5~10投程度投げてみましょう。
ランガン時に釣果を上げるための注意点
注意点としては、同じ場所・同じ※レンジに,同じルアーを投げないことです。
同じ場所に投げてもそこにメバルはいないか、見切られています。
大型のメバル狙いでは磯やテトラ帯では、シモリ回りも狙い目となりますので、そこにも投げてみることをおすすめします。
※ライズ=メバルが表層で捕食を行い音を立て波紋が起きること。
※ストラクチャー=海底の障害物、構造物のこと。
※レンジ=層のこと。上層、中層など。
アタリがあった場合は粘る
次のような状況では10投と言わず粘りましょう。
・アタリがあった
・ライズがある
・潮が急激に動き出した
(湖のように静かだった潮が、急にザザーンと音を出すタイミングがあります。)
ただし、これらの状況がなくなれば、次のポイントに移動する決断力が大切になってきます。
メバリングにおいて、移動は正義です!
5~10投は少なすぎるのではないか?
と思われる方もおられるかもしれません。
ですが、これに関して今までメバルを釣ってきて思ったことが2つあります。
・数釣れるときは10投以内で釣れる。
・粘って良い経験をしたことがほぼない。
これらを考えると、5~10投程度のキャスト数で十分と言えます。
逆に言えばどのコース、どの深さに、どのルアーを投げるかをしっかり考え無駄のないキャストを心がけるようにしましょう!
実際にランガン計画を立ててみる
ランガンを行う際には、事前に計画を立てることが重要です。
1ポイント移動込みで30分で回るとして、8カ所回れることになります。
釣行を満潮前後2時間の計4時間として、
上げの2時間で4カ所を回り、下げの2時間でも4カ所を回れます。
1回釣れなかったと言って、もうそこには行かないという考えではなく何度も通ってみることで
このポイントは上げが良い、下げが良い
などの発見があるはずです!
また、地図で見ると近くに感じる場所でも、実際には意外と遠いこともありますので、移動距離も事前にGoogle マップを活用し、計測しておくとよいでしょう。
下見の重要性
新しいポイントをランガンする際に、下見をすることにより
どれくらいの水深でどこにストラクチャーがあるか、底は岩礁帯なのか藻の混じる砂地なのか、街灯の有無、潮の流れの速さなど、明るい時間での情報は豊富です。
・行きの明るい時間帯に、8カ所程度下見する。
・帰り道に、満潮前後2時間の計4時間をランガンしながら帰る。
時間はかかりますが、その効果は絶大で努力は必ず釣果に返ってきます!!
ランガンを快適にする装備一覧
ライフジャケット
一番大事なのは自分の命です。夜の海に落ちるとパニックになりますので、必ず着用しましょう。
ヘッドライト
足元を照らしたり、仕掛けを組む際に必要になります。
ワームケース
ワームローテーションがすぐできるように、ケースに入れてすぐに取り出せるようにしましょう。
タモ
思わぬ大物を釣り上げた時や、海面から上げた時にばらしてしまわないようフィールドに応じてタモを準備しましょう。
小さめのクーラーボックス
釣り上げた魚を新鮮に持って帰るために準備しましょう。
タックルボックス
必要な小道具はウエストポーチか、ライフジャケットのポケットに入れて
それ以外の小道具は、タックルボックスにまとめて入れておきましょう。
使わない場合は車に置いておけばOK!
磯靴
磯では滑ったり、足をひねったりしやすいので磯靴を履いて安全に釣行しましょう。
手袋
磯で滑って手をついたときに手を牡蠣の殻などで容易に切ってしまいます。必ず着用しましょう。
メバリングのランガン方法まとめ
メバル釣りで効果的なランガンの方法と具体的な手法を紹介しました。
・グーグルアースで潮通しの良いポイントを8カ所程度見つける。
(下見をして、街灯の有無・藻・シモリなどを確認する)
・満潮の前後2時間、計4時間で下見したポイントを効率よく回る。
ランガンの重要性やポイント選びのコツ、計画立てのポイントなどを再確認しながら、メバル釣りの楽しみ方を提案しています。
ランガンして効率的に釣果を伸ばしましょう!!
釣り人の皆さんのメバル釣りが成功することを心から願っています。