尺メバルの重さから釣り方を考える ドラグ設定とファイト方法の見直し

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メバリング

目標である尺メバルを追い求める中で、最近の悩みはドラグ設定とファイト方法でした。

・25cmオーバー確定の引きを掛けるも潜られてしまう。
・ラインブレイクしてしまったり、足元でばれる。

このままでは、仮に尺メバルを掛けたとしても釣り上げることはできるのだろうかと自信がありませんでした。

しかし、尺メバルを釣ったことのある友人にアドバイスを頂いたり

自分なりにメバルのサイズごとの重量を調べたりする中で、尺メバルの引きや寄せるイメージができたので

今回はその情報を共有してきたいと思います!

結論から申し上げますと

・ドラグ設定は、手で強めに引っ張って若干ドラグが出るくらい強めに設定する。
・ファイト方法は、ゴリ巻きで相手に主導権を与えないような巻き上げる。

これが尺メバルを釣ったことのある友人のアドバイスでした。

この記事ではその他、メバルのサイズごとの重量やラインの号数・最強ラインなど詳しく解説していきます!

この記事を書いた人
TPくん

エギング・メバリングを愛しています。
・釣り歴10年 広島県とびしま海道
・雑誌「釣り画報」に2回掲載歴あり
・尺メバルとキロイカ(秋)狙い 記録
 アオリイカ:720g(秋イカ)
 メバル:28 cm

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尺メバルの重さ 1cmの差が大きい

メバルは25cmを超えると1cmでかくなるごとに、引きが全然違ってくるといわれていたので、釣ったメバルのサイズと重量を記録に残してグラフにしてみました!

サイズ17cm20cm22cm23cm25cm25.5cm26cm27.5cm30cm32cm
重量約70g約110g約160g約180g約200g約220g約280g約310g約500g約700g
※自分調べ+友人のデータで個体差もあります。

※釣ったメバルを測定して随時アップデートしていきます。

折れ線グラフからわかるように25cmを超えてから角度が急になっているのが分かります。

もちろん個体差があるとは思いますが単純計算で、25cmと30cmのメバルでは重量がほぼ倍にもなることが分かります。

以前は、2〜3cmの違いでは引きもそれほど変わらないだろうと考えていましたが、この重量の違いを把握することで

尺メバルを釣り上げるという目標を達成するための

ライン選定、ノットの結び方、ドラグ設定、ファイト方法などすべての面で準備もできますし、イメージも湧きました。

クロメバルは(ブルーバック)引きが強い

3種いる中のメバルで、回遊性が最も高く筋肉質なクロメバル(通称ブルーバック)は居つきで底の方でじっとしているシロメバルやアカメバルと比べると引きが強いです。

また、1.2月の産卵後の痩せ細った個体よりも、6月の梅雨メバルの方が良く引きます。

重量だけでなく、メバルの種類や時期によっても引きの強さが異なるので頭の片隅に入れておくことも大事かもしれません。

尺メバルの重さからドラグを考える

今まで、ラインブレイクをせずにいかにメバルを上げるかを考えていて

ラインを細くしたり、ドラグを締めてみたりと試行錯誤しました。

友人のアドバイスを基にドラグ設定とファイト方法をまとめてみました。

ドラグ設定はかなり強めにする

ドラグ設定は、手で強めに引っ張って若干ドラグが出るくらい強めに設定する。

以前までYouTubeで尺メバルとのファイトシーンを参考にしていました。

そのファイトシーンでは、ドラグを出しながらゴリ巻きというものでした。

ポイントのシチュエーションにもよってはありなのかもしれませんが

これは、ある一説には撮影の尺を伸ばすためであったり、動画を面白く見せるために出していることもあるそうです。

自分が行くような磯やテトラ帯では、ドラグを出されないくらい強く設定!

ファイト方法はゴリ巻き

ファイト方法は、ゴリ巻きで相手に主導権を与えないような巻き上げ

以前のファイト方法、耐える→巻く→耐える→巻く

という方法で25cmオーバーはいくらか上げましたが、尺が掛った際にこの方法だと潜られる可能性がかなり高くなるそうです。

ゴリ巻きして、ばれたりラインブレイクは割り切る方が結果として尺メバルは釣り上げる確率が高くなるそうです!

フロロカーボンラインを1.2号から1.5号に変更

元々、フロロはグランドマックス1.2号を使用していましたが

ラインブレイクが原因でファイトに躊躇するくらいなら、ラインを太くしてゴリ巻きにした方が良いとアドバイスを頂いたので

1.2号→1.5号に太くすることにしました!

タイラバやシーバスで使用するような4~7号などの、太いフロロカーボンでも尺近いメバルが稀に喰ってくることもあるようなので

太くして、見えているから喰ってこないという説は ほぼほぼないそうです。

潜られた時の失敗例 シチュエーション別

暗闇で釣りをすることがほとんどなので

まずは、足元の表層にしっかりと出てくるまでゴリ巻きする
→ヘッドライトを付けて落ち着いてタモ入れ

が正解なのですが、大きい個体が掛った瞬間に自分が焦って取った行動は

掛かった瞬間にメバルの位置が見たいからファイトの途中でヘッドライトを付け、その巻いてない間に潜られた。

足元の表層まで浮かせてきたが、タモに手を伸ばしている最中に潜られた。

このことから、ヘッドライトは最後に付けるor 付けない
タモはすぐ手の届く場所に置いておく

を心がけています!

尺メバル狙いのライン

ラインはロッドやリールに比べ比較的安価にスペックの高いものが手に入ります。

高品質なラインを選ぶと、一般的なラインよりも価格は高くなりますが、ルアーロストやメバルによるラインブレイクなどのリスクが低減されます。

そのため、コストパフォーマンスは非常に高いと考えています。

(yahooショッピングが最安値でした。)

耐久性の高いPEラインの紹介

リアルデシテックス 0.4号

メバリングのPEラインで知る限り最強ラインです!
定価は1万円を超えるような値段しますが、ネットだと5,000円程度でお求め頂けます!

ヤフーショッピング→楽天→Amazonの順に安かったです!

耐久性の高いフロロカーボンラインの紹介

グランドマックスFX 1.5号

こちらも最強フロロです。
シーガ-というメーカーから出ているのですが、グレードの低い1.75号と同じ強度を持ちながら1.5号の細さに仕上げることができている商品です!

ヤフーショッピング→Amazon→楽天の順に安かったです!

PEラインとフロロカーボンラインの結び方

「トリプルエイトノット」が簡単です。

トリプルエイトノットはPEラインとリーダーをしっかり結びつける比較的かんたんな結び方です。

FGノットが最強と言われていますが、自分には難しく向いていないとあきらめたので。笑 

代わりのファイヤーノットをおすすめします!

釣行前の時間があるときは、ファイヤーノットで組んで

現地で、ラインブレイクした際にはトリプルエイトノット

と状況によって使い分けています!

スナップへの結び方

「ダブルクリンチノット」が簡単です。

ダブルクリンチノットは、スナップやジグヘッドに直接固定するのに適しています。

これらは初心者の方にもわかりやすく、基本的な結び方です。

尺メバルのドラグ設定・ファイト方法 まとめ

メバルのサイズ別重量

サイズ17cm22cm23cm25.5cm26cm27.5cm30cm32cm
重量約70g約160g約180g約220g約280g約310g約500g約700g
※自分調べ+友人のデータで個体差もあります。

これらを頭に入れて、

ドラグ設定は、手で強めに引っ張って若干ドラグが出るくらい強めに設定する。

ファイト方法は、ゴリ巻きで相手に主導権を与えないような巻き上げる。

ラインはより強く、より細いものを使用しノットもより強いもので結ぶ!

これらを実行することで尺メバルに近づけるはずです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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