エギングをしていて、「あともうちょっとで届いたのに!」なんて経験、ありませんか?
特に秋イカシーズン(10月以降)になると、岸から釣れるアオリイカもサイズアップ。
釣り上げる最後のひと押しとして活躍するのが「タモ(玉網)」や「ギャフ」です。
・タモとギャフって何が違うの?
・どうやって選べばいいの?長さや大きさ
・持ち運びに便利なコンパクトなものはある?
このような質問に答えます!
結論
こんな人は「玉網(タモ)」がおすすめ!
・釣り初心者〜中級者
・魚もイカも釣る予定がある
・秋の小型〜中型アオリイカを中心に狙う
・堤防や防波堤など足場が高い釣り場で釣行する
こんな人は「ギャフ」がおすすめ!
・エギングメインで大型のアオリイカを狙う
・より手早くイカをランディングしたい
・足場が比較的低い釣り場で釣行する
・玉網を持ち歩くのが面倒に感じる人
タモの柄の長さ選び方
使用場所 | 最適な長さの目安 |
---|---|
高い堤防・防波堤 | 4.5~5.5m |
中くらいの堤防・漁港 | 3.5~4.5m |
低い護岸・テトラ帯 | 3.0~4.0m |
枠(フレームの大きさ)
枠は40~50cm
主流は、コンパクトに持ち運びできるギャフか折りたたみができるタモ!
後半では、おすすめのタモとギャフを紹介しています。
もっと詳しく知りたい方は、最後まで読んでみてください!
目次
玉網(タモ)・ギャフとは?【エギングや堤防釣りでのランディング道具の基本】

釣った魚やイカを安全・確実に取り込むために使うのが「玉網(タモ)」や「ギャフ」と呼ばれるランディングツールです。
それぞれ用途や特徴が異なるため、釣りスタイルに合わせて選ぶことが重要です。
玉網(タモ)とは?

出典:ダイワ
「玉網(タモ)」は、網(ネット)で魚やイカをすくい取る道具です。
柄(ランディングポール)が伸縮式になっているものが多く、堤防や磯場から釣った対象を水面から引き上げるときに使用します。
特徴
・イカや魚を傷をつけにくい
・イカや魚のサイズを問わず使える
・イカや魚に幅広く対応
ギャフとは?

出典:amazon
「ギャフ」は、先端にフックや鋭い針が付いた道具で、イカを引っかけて取り込むために使います。
特に大型のアオリイカなど、重量があるターゲットに適しています。
特徴
・イカが傷つく
・素早いランディングが可能
・イカ用のギャフは基本イカしか使えない
玉網(タモ)・ギャフ、どっちを選べばいい?【釣りスタイル別に解説】
結論から言うと、初心者や迷っている方には玉網(タモ)がおすすめです。ただし、釣りのスタイルやターゲットによって最適な選択は変わってきます。
こんな人は「玉網(タモ)」がおすすめ!
・釣り初心者〜中級者
・魚もイカも釣る予定がある
・秋の小型〜中型アオリイカを中心に狙う
・堤防や防波堤など足場が高い釣り場で釣行する
こんな人は「ギャフ」がおすすめ!
・エギングメインで大型のアオリイカを狙う
・より手早くイカをランディングしたい
・足場が比較的低い釣り場で釣行する
・玉網を持ち歩くのが面倒に感じる人
初心者の方には、タモがおすすめ!
玉網(タモ)・ギャフの選び方

エギングでの必要な長さ (最大で約5m)
使用場所 | 最適な長さの目安 |
---|---|
高い堤防・防波堤 | 4.5~5.5m |
中くらいの堤防・漁港 | 3.5~4.5m |
低い護岸・テトラ帯 | 3.0~4.0m |
大は小を兼ねるので、迷ったら5m!
タモの大きさ(枠の大きさ)
アオリイカ狙いなら40~50cm枠があれば十分
→ 秋の小型イカでも、春の大型イカでも対応できるバランスサイズ
※枠が大きいとキャッチは楽だが、収納サイズと携行性が下がる点には注意
長さは3~5mで自分のフィールドに合わせて、枠は40~50cm
柄と網の部分は別売りでもあるので、場所によって柄を2本用意するのも手!
玉網(タモ)なしでエギングはできるのか?【結論:10月からは必要】

結論から言うと、秋の序盤(9月頃)までの小型アオリイカなら、玉網なしでも成立する場面が多いです。
足場が低い釣り場や、防波堤の先端などであれば、ラインを持ってそのまま抜き上げる“ぶっこ抜き”でも対応可能です。
しかし、10月以降になるとイカのサイズが急激に大きくなり、ぶっこ抜きでは危険です。
時期 | 玉網の必要性 | 理由 |
---|---|---|
9月前半まで | あまり必要なし | 小型が中心・抜き上げ可能 |
10月以降・春イカ | 必要 | 中〜大型が多く、抜き上げ困難に |
持ち運び便利なコンパクトなタモorギャフでランガンしよう!

エギングやその他の釣りを楽しむ際に、釣り場を移動して釣りをする「ランガン」スタイルはとても人気です。
このスタイルでは、釣り道具をできるだけコンパクトにまとめることが重要です。
折りたたみタイプが主流

出典:ダイワ
コンパクト収納:
折りたたみタイプの玉網やランディングポールは、使用しない時にはコンパクトに収納でき、移動時にもかさばりません。
既存のタモとランディングポールに後付けで折りたたみにできる優れもの!
ギャフもコンパクトに仕舞える

出典:amazon
カラビナで腰に掛けれるモデルも!
コンパクトギャフ:ギャフも、折りたたみや伸縮可能なタイプが増えてきています。釣り場では大物をランディングするために便利ですが、使わないときにはコンパクトに収納でき、持ち運びが簡単です。
軽量設計:ギャフは通常の玉網よりも軽量で、ランガン時の負担を減らし、長時間の釣行でも快適に使えます。
おすすめのギャフ
第一精工 オートキングギャフ

出典:第一精工
長さ:2.3m/3m/5m/5.5m/6.3m
価格:11~32,000円
モデル名 | 全長 | 仕舞寸法 | 重量 | 特徴・用途 |
---|---|---|---|---|
オートキングギャフ230 | 230cm | 62cm | 335g | 船・ボート釣り向けのコンパクトモデル。 |
オートキングギャフCS300 | 300cm | 32cm | 410g | 超小継設計で携帯性抜群。磯釣りに最適。 |
オートキングギャフ500 | 500cm | 62cm | 500g | 堤防釣りに適したスタンダードモデル。 |
オートキングギャフ550X | 550cm | 57cm | 660g | 高弾性カーボン使用。ギャフとネットの2WAY対応。 |
オートキングギャフ630 | 630cm | 62cm | 665g | シリーズ最長モデル。高所からのランディングに対応。 |
ダイワおすすめ玉網(タモ)
玉網(タモ)
ダイワ ランディングネットFL2

出典:ダイワ
長さ(縦):40/55/70cm 選択可
ネット素材:ナイロン/ラバーネット
特徴:FLジョイントⅡを標準装備(折りたたみが可能に)
- ナイロンタイプはこすれに強い水切れのいいネットを採用
- ラバーコートタイプは、PVCコーティングのネット素材で魚に優しい

ランディングポール(柄の部分)
ダイワ ランディングポールII(2024年モデル)

出典:ダイワ
長さ:4m/5m/6m
価格:約11~14,000円
アイテム | 全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 標準自重 |
---|---|---|---|---|
40 | 4.05m | 9 | 58.5cm | 506g |
50 | 5.06m | 9 | 70.5cm | 587g |
60 | 6.04m | 9 | 81cm | 695g |
玉網(タモ)・ランディングポールのセット品
ダイワ ランディングポールII 磯玉網

出典:ダイワ
※45-50:網の枠が45cm、柄が5mの長さ という意味。
アイテム名 | 全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 標準自重 | 枠径 |
---|---|---|---|---|---|
45-50 (枠-長さ) | 5.06m | 9 | 70.5cm | 587g | 45cm |
60-50 (枠-長さ) | 5.06m | 9 | 70.5cm | 587g | 60cm |
45-60 (枠-長さ) | 6.04m | 9 | 81cm | 695g | 45cm |
60-60 (枠-長さ) | 6.04m | 9 | 81cm | 695g | 60cm |
シマノおすすめ玉網(タモ)
ランディングポール(柄の部分)
シマノ ランディングシャフト G フリー


出典:シマノ
シマノ湯川マサタカさん推奨ランディングポール
長さ:3.5m/4.5m/5.5m/6.5m
価格:約24~34,000円
品番 | 全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 |
---|---|---|---|---|
350 | 3.50m | 9本 | 48.5cm | 270g |
450 | 4.50m | 9本 | 59.5cm | 325g |
550 | 5.50m | 10本 | 64.9cm | 410g |
650 | 6.50m | 10本 | 74.9cm | 492g |
コスパ最強の安いタモ(玉網)とギャフ
ギャフ
Friday イカギャフ400

出典:amazon
長さ:4m
仕舞寸法:40cm
自重:465g
価格:5,600円
SANLIKE イカギャフ 300/400

出典:amazon
長さ:3m/4m
仕舞寸法:36cm
自重:320g/390g
価格:約4,200円
タモ(玉網)
おり釣り具ランディングネット 3点セット

出典:amazon
長さ:5m/5.5m/6m
仕舞寸法:63~66.5cm
ネットサイズ:M(410mm x 550mm) L(520mm x 640mm)
自重:非公開
価格:約15,000円

玉網(タモ)・ギャフの選び方まとめ

こんな人は「玉網(タモ)」がおすすめ!
・釣り初心者〜中級者
・魚もイカも釣る予定がある
・秋の小型〜中型アオリイカを中心に狙う
・堤防や防波堤など足場が高い釣り場で釣行する
こんな人は「ギャフ」がおすすめ!
・エギングメインで大型のアオリイカを狙う
・より手早くイカをランディングしたい
・足場が比較的低い釣り場で釣行する
・玉網を持ち歩くのが面倒に感じる人
タモの柄の長さ選び方
使用場所 | 最適な長さの目安 |
---|---|
高い堤防・防波堤 | 4.5~5.5m |
中くらいの堤防・漁港 | 3.5~4.5m |
低い護岸・テトラ帯 | 3.0~4.0m |
枠(フレームの大きさ)
枠は40~50cm
主流は、コンパクトに持ち運びできるギャフか折りたたみができるタモ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事で紹介した製品
ダイワ タモ

ダイワ ランディングポール
玉網(タモ)・ランディングポールのセット品
シマノ ランディングポール(柄の部分)
コスパ最強の安いギャフ
コスパ最強の安いタモ(玉網)
