【コスパ最強】ダイワ 20月下美人Xリールはアジング・メバリングにおすすめ

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メバリング

本記事は、『20月下美人Xリール』の紹介記事になります。

24年3月発売の『24月下美人Xリール』の記事は下記から飛べます。

『20月下美人Xリール』は旧モデルとして廃盤にはなりますが、今でも人気のリールで在庫が無くならない限り購入は可能です。

以下、『20月下美人Xリール』の記事になります。

月下美人の入門リール、【月下美人X】のスペック・金額は

月下美人やソアレBBと比較するとどんな感じ?

2000Sと2000S-Pはどのように使い分けるの

この記事では、このような質問に答えます!

結論

特徴や使用用途などまとめてみました!

LT2000S (狙いの魚種がまだ決まっていない方おすすめ
・街灯元でジグ単による25cm以下の数釣りがメインの方
・幅広い釣り(アジング、渓流、バス、エギングなど)に対応するノーマルギア
・実売価格約9,000円

LT2000S-P (アジ・メバルに狙いを絞る方)
・街灯元でジグ単による25cm以下の数釣りがメインの方
・パワーギアで、ゆっくり巻くことが可能なのでアジ・メバル向き
 また、大きめの魚がかかってもパワーで対応可能
・実売価格 約9,200円

この記事では、なぜ月下美人Xが堤防メバリングでおすすめなのか

スペック・その他どんなリールがあるのか・比較など徹底解説しています!

この記事を書いた人
TPくん

エギング・メバリング・アジングを愛しています。
・釣り歴10年 広島県とびしま海道
・雑誌「釣り画報」に2回掲載歴あり
・尺メバルとキロイカ(秋)狙い 記録
 アオリイカ:720g(秋イカ)
 メバル:28 .7cm

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ダイワ 月下美人とは

出典:ダイワ

『月下美人』は、ダイワからリリースされている
アジング・メバリングのライトゲームに特化したブランド名です。

入門モデルから上級者向けまで、幅広いラインナップが揃っており、
ロッド、リール、ジグヘッド、ワーム、プラグなど、様々な種類のアイテムが展開されています。

このブランドを選ぶことで、統一感あるライトゲームの装備が手に入ります。

20月下美人Xリール3種のスペック一覧

比較の為に掲載していますが、LT1000Sはアジング用です。

アイテム名LT1000SLT2000S-P
(パワーギア)
LT2000S
(ノーマルギア)
自重185g190g190g
巻取長さ
ハンドル1回転
60cm63cm68cm
ギア比4.84.85.2
最大ドラグ力5kg5kg5kg
実売価格約8,800円約8,900円約9,200円

1番の違いとして、ギア比が挙げられます。

LT2000Sはノーマルギアで、「ギア比5.2」という表示のリールでは、
ハンドルを1回転した際にスプールが5.2回転することを指します。

ノーマルギアと言うだけあって、様々な釣りに対応可能です。

LT2000S-Hはパワーギアで、ギア比4.8

これは、ハンドルを1回転した際にスプールが4.8回転することを指し


アジング・メバリングに有効的なスローリトリーブを得意とします。
(ゆっくりと巻き上げて、活性の低い個体にもアピールする方法)

また、ノーマルギアよりも巻く力が強いので突然、想定より大きな魚がかかっても対応可能です。

ですが、そこまでスペックに大きな差はないので
下記のように考えると良いです!

幅広い釣りをされる方(アジング、渓流、バス、エギングなど)
LT2000S 

アジ・メバルに狙いを絞る方
LT2000S-P 

ダイワのリール記号・表記を解説

LT2000S-Pと言われても、何が何だかわからないですよね。。

慣れると1発で、製品の全体像がイメージできるようになるので
1つ1つ解説していきます!

軽量の意味【LT】

ダイワのLTリールは、“LIGHT(軽い)・TOUGH(タフ)”というコンセプトに基づいて設計されています。

このコンセプトに従い、LTリールはボディ、スプール、ハンドルの軽量化が実現されており、軽量性と耐久性の両方を備えています。

入門リールである月下美人Xに、LTが採用されているのは
コスパがかなり良いといえます!

番手の大きさ

月下美人シリーズは1000番手と2000番手の2つの大きさがリリースされています。

番手メリットデメリット
1000番手軽い巻く力が通常レベル
2000番手巻く力が強い重い

下記のように、製品名に1000や2000などと表記が入っています。

LT1000S
LT2000S

シャロースプール LT2000Sの【S】の意味

スプールとは、ラインを巻き付ける溝のことです。

リールには、このスプールが浅いものと深いものがあります。  

スプール種類製品表記巻き糸量
スーパーシャロースプール(SS)かなり少ない
シャロースプール(S)少ない
ディープスプール(D)多い

※巻き糸量とは、スプール(溝)にラインがどれくらい巻けるかということです。

シャロースプール(溝が浅い)のメリット・デメリット

ラインを出すときに抵抗が少ないため、飛距離が出やすい上に絡みにくい。

ラインを少量しか巻けない。

ディープスプール(溝が深い)のメリット・デメリット

ラインを多く巻ける

飛距離が出ずらく、絡みやすい。

メバリングにおいては、シャロースプール浅いがおすすめです。

というか、このモデルはシャロースプールしかありません。笑

ギア比(糸巻量)2000S-Pの【P】

ギア比とは、リールを1回転した際に、どれだけ巻きとれるかのことです。

「ギア比4.8」という表示のリールでは、
ハンドルを1回転した際にスプールが4.8回転することを指します。

ダイワとシマノで若干、表記が変わってきます。

ギア種類ダイワ表記シマノ表記
パワーギアPPG
ノーマルギア表記なし表記なし
ハイギアHHG
エクストラハイギアXHSG

LT2000Sは、表記なしでノーマルギア
LT2000S-Pは、Pが付いているのでパワーギア

という見方になります。

ギア比が高いもの(ハイギア)は早く巻き取ることができ
ギア比が低いもの(パワーギア)は巻き取る力が強くなります。

段付きの自転車の6がハイギア、1がパワーギアと考えると、ピンとくるかもしれません。

月下美人 製品表記まとめ

見やすいようにまとめてみました。

LT2000S

【LT】ボディ、スプール、ハンドルの軽量化されており、軽量性と耐久性の両方を備えています。
【2000】ボディの大きさが2000番手という意味。
【S】シャロースプール=ラインを巻く溝が浅く、飛距離が出やすく絡みにくい。
【ギア表記なし】ノーマルギアで、ハイギアより巻き取り量が少なく、パワーが強く、メバリングではジグ単に向いている。

LT2000S-

【LT】ボディ、スプール、ハンドルの軽量化されており、軽量性と耐久性の両方を備えています。
【2000】ボディの大きさが2000番手という意味。
【S】シャロースプール=ラインを巻く溝が浅く、飛距離が出やすく絡みにくい。
【P】パワーギアで、ノーマルギアよりパワーが強く、ゆっくりと巻くことができる。

ダイワのメバリングリール 価格一覧

ダイワには数多くのメバリング対応リールが存在するので、表にまとめてみました!

シリーズ名実売価格
20クレスト約4,200円
20レブロス約5,500円
23レガリス約9,000円
20月下美人X約9,000円
21フリームス約10,000円
21カルディア約17,000円
23月下美人約21,000円
20ルビアス約25,000円
24セルテート約45,000円
23エアリティ約60,000円
22イグジスト約80,000円

※ボディのサイズやギア比によって、金額は多少変動します。

ライトゲームに特化した【月下美人】は2機種しかありませんが、
汎用性のあるライトゲームにも対応しているリールは多くあります。

20月下美人Xは、グレード的には入門リールです。

その他、同価格帯で人気おすすめの機種を挙げると
レガリスが挙げられます!

上位機種とライバル機種との比較

月下美人(上位機種) との比較

そんな中でも、月下美人Xよりもグレードが上の、月下美人

スペックや価格の比較をしてみました!

月下美人X自重実売価格
LT1000S-P185g約8,800円
LT2000S190g約8,000円
LT2000S-P190g約9,200円
月下美人自重実売価格
LT1000S-P165g約21,300円
LT2000S165g約20,600円
LT2000S-P165g約21,300円

上位機種の月下美人は、2000番手で25gほど軽量化されています。

軽量化の1番のメリットは、感度が高くなり小さなアタリがとりやすくなることと

長時間釣りをする際、体に負担をかけず ストレスなく釣行に集中できることです!

予算に余裕のある方は、月下美人も視野に入れて考えると良いと思います!

シマノ ソアレBB との比較

シマノのライトゲームブランド【ソアレ】より、
月下美人X と同価格帯のソアレBBとの自重と実売価格との比較をしてみました。

月下美人X自重実売価格
LT1000S-P185g約8,800円
LT2000S190g約8,000円
LT2000S-P190g約9,200円
ソアレBB自重実売価格
C2000SSPG185g約13,000円
C2000SSHG185g約12,700円

※SS=スーパーシャロースプール、スプールの溝が浅いもの
 HG=ハイギア、ハンドル1回転での巻き取り量が多いものでフロートなど遠投との相性がよい。
 PG=シマノ独自のパワーギア表記(ダイワはP)、ノーマルギア・ハイギアよりもゆっくり巻くことができて、パワーが強い。

ソアレBBと比べても自重は5gしか差がなく、約4,000円程安かったです。

コスパという点では、月下美人Xに大きく分があります。

ですが、ソアレBBにはフロートに適したハイギアがあるので

街灯元でライズが遠くで起きている場合の、25cm以下のメバルの数釣りフロートをメインで考えている方はソアレBBの C2000SSHG をおすすめします!

23月下美人の評価

20月下美人Xは、LT(軽量性・耐久性の向上)が採用されているにも関わらず

実売価格で、1万円以下で購入可能な高コスパリールです!

街灯元でのジグ単で25cm程度までのメバリングを、十分に楽しむことができるリールです!

デカメバル・尺メバルをジグ単やフロートで狙うような方には

2500番手が月下美人Xのラインナップにはないので、

近い価格でいくと

先ほども紹介したレガリスがおすすめです!

ジグ単→レガリス LT2500D (※スプールの溝が深い為、かなり下巻きが必要)

フロート→レガリス LT2500S-XH

汎用性が高い番手 (アジング・バス釣り・渓流トラウト・エギング)

月下美人は、2000番手のリールなので

アジング・バス釣り(ブラックバス)・渓流トラウト・エギング

などでも、十分使用可能です。

しかし、狙うサイズによっては ややパワーが劣る場面も出てくると思います。

その時は、専用のリールをおすすめします!

入門や、かじってみる程度だと、これらの他魚種を狙うことは十分に可能です。

結論

繰り返しにはなりますが

LT2000S (狙いの魚種がまだ決まっていない方おすすめ
・街灯元でジグ単による25cm以下の数釣りがメインの方
・幅広い釣り(アジング、渓流、バス、エギングなど)に対応するノーマルギア
・実売価格約9,000円

LT2000S-P (アジ・メバルに狙いを絞る方)
・街灯元でジグ単による25cm以下の数釣りがメインの方
・パワーギアで、ゆっくり巻くことが可能なのでアジ・メバル向き
 また、大きめの魚がかかってもパワーで対応可能
・実売価格 約9,200円

上記のようにアジ・メバルがメインなのか

それとも、狙いの魚種が決まっていないのかを

明確にすると選びやすくなると思います!

おすすめのPEライン・フロロカーボンライン

ここからは、リール購入後のラインをどうすればよいかについて徹底解説しています!

安いライン

とにかく安く探したいという方向けです。
安いですが、月下美人で同じブランドなので品質も安心かつ統一感が出ます。

25cm以下のメバルを街灯元で狙うにはこれらのスペックで十分です。

おすすめの太さ・号数

PEラインは0.4号 150m
フロロカーボンは、1.2号

※狙うサイズや、大型外道(シーバス)の有無なども考えて調整してください。

ダイワ(DAIWA) PEライン UVF 月下美人デュラセンサー+Si2 0.15-0.6号 150/200m 桜ピンク

ヤマトヨテグス(YAMATOYO) リーダー フロロショックリーダー フロロカーボン 30m

最強ライン

ラインを極力細く、違和感を与えずに食わせて
耐久性も最大限に上げたラインの紹介です。

特に、プラグをメインでされる方は
1個1,000円程度するルアーのロスト削減にもつながるので

少々ライン自体の値段が高くてもすぐに元が取れるので
本当の意味でコスパが良いと思います!

エックスブレイド(X-Braid) ライン ロンフォート リアルデシテックス WX8 150mハンガーパック

シーガー(Seaguar) シーガー グランドマックスFX 60m

リールの下巻きの必要性

※写真のリールは、悪い例で下巻きをしていないのでPEを巻いても未だに溝があります。

リールをネット通販で購入すると、自分で糸巻をしないといけません。

なので

リールをネットで安く購入し
実店舗で、PEラインを購入しリールを持ち込んで
下巻きと一緒に巻いてもらう

これが最も安くリールを手に入れて、楽ができる方法ではないでしょうか。

そもそも下巻きとは

PEライン(メインライン)を巻く際にスプールの溝をなくす為にするものです。

自分でラインを巻く時に出てくる問題、リールに下巻きは必要なのか。

結論、

下巻きがなくても釣りはできます。

しかし、デメリットが多いので巻くことをおすすめします!

デメリット

・飛距離の減少
・ライントラブルの増加
・PEをスプールに直接巻くと、滑りやすい

飛距離の減少

リールのスプールの溝に余りができると、それがスプール上で溝を作りラインが出る際に摩擦を生むので、これが飛距離の減少につながります。

ライントラブルの増加

溝の深さが出し入れの際ネックとなり、ライントラブルが発生しやすくなります。

エギングリールは基本的にシャロースプール(ラインを巻く溝が浅いもの)であるため、余りができるとシャロースプールの効果が損なわれ、意味がなくなります。

PEをスプールに巻くと、滑りやすい

PEは非常になめらかな肌触りで、スプールに直接巻くと滑ってしまいます。

ナイロンやフロロカーボンを下巻きにすることで、この滑りを防ぐことができます。

したがって、効果的な釣りを行うためには、リールの下巻きを適切に行い、余りを最小限に抑えることが重要です。

これによって飛距離の向上やライントラブルの予防が可能となり、エギングリールの性能を最大限に引き出すことができます。

ナイロンの同じ太さの号数を使う

ナイロンを選ぶ理由

スプールの溝を埋めるための下巻きには、PEやナイロン、フロロカーボンなど、さまざまな種類のラインを利用できます。

ただし、余ったラインを効果的に再利用するのが最も良いですが、余ったラインがない場合はナイロンラインが比較的安価であるため、おすすめです!

PEラインとだいたい同じ太さのナイロンラインを選ぶと、200m巻けるリールにPE150m巻くなら大体50m巻けば良いので計算しやすいです。

溢れ出るほど巻いてしまうと、逆にライントラブルが増えるので10%ほど溝に少しだけ余裕をもたせるとよいです。

DUEL ( デュエル ) カーボナイロンライン 釣り糸 CN500

計算ツール

PEラインの号数とかけ離れた太さの号数のナイロンラインを使用する際は、下巻き計算ツール(←リンク先)が便利です!

下巻きの手順

一番めんどうで、一番正確なのは

PEを巻く
→溝がほどよく埋まるまでナイロンを巻く
 (この時、ナイロンがどの程度必要か確認する)
→PEとナイロンを一度全部取る
→先ほど、長さを測ったナイロンを巻く
→PEを巻く
完成

計算ツールを使って、1発でいくか
巻き直して正確に行くかは、
性格がでるところですね。

私は、1発でいく派です。笑

PEとナイロンの結び方

一番よいのは、FGノット電車結びです。
リンクから確認してみてください。

理由は、結び目が小さいからです。

一番簡単な結び方は、トリプルエイトノットです。
リンクから確認してみてください。

この結び方でやると、速いですがPEラインを巻き終わっても結び目の部分がモコっとしています。笑

釣りや飛距離に直接関係ないですがちょっとカッコ悪いです。

いかがだったでしょうか。

この記事が、リール選びの参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!!

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